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2026年7月13日月曜日

雨でクルマも野菜もひどい目に

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forest219-2.jpg 夜、ぼちぼち寝ようかという時に大きな地震があった。山梨県東部富士五湖地方が震源で、河口湖は震度6弱だった。確かに大きな縦揺れで、パソコンが飛び上がるほどだったが、数秒でおさまった。家の中を点検しても特に変わったところはなかったから、電話やメールがいくつかあって、特に被害はないという返答をした。翌朝見てもたいしたことはなく、積んだ薪が一部崩れた程度だった。震源は富士五湖ではなく山梨県東部の丹沢山塊の下で、富士五湖からは30kmほど離れている。しかし東部富士五湖と表現するから、富士山が震源ではと思う人が多かったようだ。なぜそうするのか、僕は以前からおかしいと思っている。

forest219-3.jpg 野菜を植えてしばらくは好天が続いたから、どれも順調に育っているように見えた。しかし、ある朝見に行くとジャガイモの葉や茎が頭からなくなっている。多分鹿に食われたのだろうと、ネットで調べると、ジャガイモの葉や茎は鹿の大好物だとあった。これ以上被害に遭わないようにとさっそくネットを張った。ネットの中にはカボチャとサツマイモもある。実りはじめたら今度はイノシシに荒らされるかもしれない。収穫時にはもっと強固な柵を作らなければならないだろう。

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野菜のご難は何と言っても雨ばかりの天気だった。上のように順調に育ちはじめたキュウリも一本だけで、後は小さいまま消えてしまったし、トマトも青いままで熟す気配がなかった。例外はサヤエンドウで、これはすでに何本も収穫している。しかし、ネギはすでに跡形もなく消えてしまったし、葉っぱが枯れたり、虫に食われたりしたものが多い。ナスも花が咲いたのに結実しないで枯れてしまった。カボチャは元気で花が咲いたが、雄花と雌花が同時に咲くことが少なくて、花粉をつけられないでいる。それでもやっと天気が良くなって、暑くなってきたから、これから挽回してくれることを願うばかりである。

forest219-8.jpg 前回も書いたがクルマのサンルーフから入った雨の被害は、さらにひどくなった。運転席のピラーが濡れることはなくなったのでもう大丈夫と思っていたのだが、「ドアが開いている」という表示が消えなくなった。ディーラーに持っていくと、荷室のスペアタイヤが水で濡れていた。どうしてここに溜まるのかは整備士の人でもよくわからなかったようだが、ネットで調べるとやはりサンルーフが原因のようだった。水は座席の下にも溜まるようになったから、キャンプに使うタープで屋根を覆い、サンルーフのまわりをガムテープでふさいだ。雨ばかりの梅雨には本当に参ってしまった。クルマはまだ9万キロほどだが10年に近いから、乗り換えようか、という気になっている。

2026年6月1日月曜日

春の雑事、珍事等々

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forest218-2.jpg 湖畔で倒れた木がそのまま道端に放置されていて、ずっと気になっていた。楢の木だからもったいないと思って朝早くチェーンソーを持って取りに行った。根っこの部分を残してほぼ玉切りして、クルマに積んで3往復。斧で割って欅の上に積み上げたが、欅と違って素直に割れて、暑かったけどすぐに済んだ。固くて臭い欅はもうこりごり。改めてそんなふうに思った。

連休をはさんで、ホームセンターで野菜の苗を買った。トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、インゲン、キュウリ、カボチャ、サツマイモなどだが、去年作った畑の他にもう一ヶ所増やして、新しいところにはジャガイモとカボチャ、それにサツマイモを植えた。今のところどれも順調に育っている。ジャガイモだけは芽が出たところを埋めたのだが、ちゃんと葉が出てきた。

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forest218-5.jpg 先週も書いたが強風でカラマツが折れて2mほどが残った。洗濯干しに使っていて、そのロープの部分は残っているので、これからも使えるが、腐っているからどのくらい持つかわからない。先日は大量の羽アリが中からわいて出た。倒れた10mほどの部分は玉切りにして、そのうち割って積もうと思っている。気温がかなり上がって薪割り仕事にはつらいが、枝を細かく切って積む仕事も残っている。それにしても倒木が母屋と工房の間で、どちらにも当たらなかったのは奇跡に近いと思った。

forest218-6.jpg 風だけでなく強い雨も何度か降った。クルマのドアを開けると水がぼとぼと落ちて、運転席側のピラーが濡れていた。雨漏りかと思ってディーラーに行くと、サンルーフが開いてませんかと言われ、その通りだった。それで引き上げたのだが数日後にまた雨が降って、やっぱり雨漏りがした。ネットで調べるとサンルーフには溜まった水を流すホースがついていて、それが詰まることがあるとあった。我が家は森の中にあって、落ち葉や花粉や実が落ちてクルマを汚している。時々掃除や洗車をしているのだがサンルーフの中までは気がつかなかった。ディーラーに行ってホースの詰まりをきれいにしてもらって流れるようになったのだが、とんだ騒ぎだった。

forest218-7.jpg 驚いたことはもう一つ。雑草が伸びてきたので草刈りをしていると、川に面したところに生えているモミの木に爪痕を見つけた。最近のものではないから、2年半ほど前に工房にでかい糞を残していった熊だろうと思った。しかし、いつ出てきてもおかしくないから気をつけねばと改めて思った。そう言えば鹿には何度も出くわしていて、野菜の苗を食われないように、最初だけ網を掛けたりもしたのである。以前は猿の群れがよくやって来たのだが、最近はほとんど見かけない。おそらく駆除をしたのだろうと思う。けれども、鹿は間違いなく増えているし、熊情報だって時々ある。庭にいる時はよくまわりに注意してと戒めている。

2026年5月25日月曜日

仕方なくケーブルテレビにした

我が家は難視聴地域にあって、テレビの映りは極めて悪かった。それでも悪いなりにアナログの時代には東京局のすべてが見えたり見えなかったりした。風が吹いたり雨が降ったりすれば当然、ほとんど見えなくなる。我が家は難視聴地域というだけでなく、松や欅の大木に囲まれているのである。2011年にテレビがアナログからデジタルに変わったことによって、山梨県ではNHK2局と民放2局の4つのチャンネルだけになった。ケーブルテレビに加入すれば、東京局のすべてが見られるのだが、テレビを見る時間はそれほど多くなかったし、そもそもバラエティばっかりの民放などはほとんど見る気にならなかった。

forest101.jpg しかし、地デジを見るためには新しくアンテナを付け替えなければならない。腹が立つから役場から始まって総務省まで引っ張り回されて電話で文句を言って、やっと半年間だけBS経由での視聴が許可された。ただし見えたのはやっぱり4局だけで、その半年が過ぎると何の知らせもなしに、映らなくなった。仕方がないからアマゾンで見つけた高感度の大きなアンテナを買って、自分で2階の屋根につけることにした。意地でもケーブルと契約などするかという気持ちだったのである。それで映るようになったのは、間にブースターを二つかませてからだったが、日によって映りが良かったり悪かったりするのはアナログ時代と変わらなかった。

journal3-242.jpg 映りが悪いのはBSも一緒で、夏は茂った木の葉が邪魔をしたし、冬は雪が降るとアンテナを凍りつかせた。インターネットを光にして、BSも見えるようになったが、地デジは強い風が吹くと枝がアンテナに当たって見えにくくなった。その度に屋根に上って位置を調整して見えるようにしたのだが、最近は歳とって屋根には上らないことにしていた。テレビを見る時間はそんなに多くないので、まあいいかと思っていたのだが、先日の強風でアンテナが大きく動いて、ほとんど見えなくなってしまった。何しろ枯れはじめたカラマツが2メートルの高さからぼっきり折れてしまうほどの風だったのである。

こうなると見えるようにする手段はケーブルテレビしかない。というわけで、ここに住んで四半世紀を過ぎたところでケーブルテレビに加入することにした。我が家は道路から引っ込んでいるからケーブルはNTTが埋設した導管を使うことにした。ところがどうしても途中でつかえて進まない。諦めて空中で繋ぐことにしたが、間には大小何本も木があって枝が重なり合っている。風が吹いたら切れてしまう危険性もあるが、一応繋いで、無事見ることができるようになった。

ケーブルテレビは東京局のすべてが見えるし、神奈川のUHFやケーブル独自のチャンネルもある。いっぺんにチャンネルが3倍にも増えたのだが、さて、テレビを見る時間は増えるのだろうか。いずれにしてもきれいに見えるようになったのだからNHKの受信料は払うことにしようと思っている。

2026年4月27日月曜日

キョウヨウが大事です

NHKの夕方のテレビを見ていたら、直木賞作家の阿刀田高が出ていました。今年で91歳になるようです。お元気そうで、まだ執筆活動も続けているということでした。僕は彼の作品は全く読んでいませんが、ユーモアを大事にするという執筆の姿勢はインタビューにも良く表れていました。その中で、「今大事にしていることは?」といった質問に「キョウヨウですね」と答えたことに興味を覚えました。それは「教養」ではなく「今日用」だったからです。歳をとると暇な分、毎日することがなくて、無為に過ごしがちになります。だから今日の用事を探したり、作ったりすることが大事になるという話でした。僕はそれに強く共感しました。

退職して毎日が日曜日になるのは、年季奉公から解放されて自由の身になることを意味します。僕はずっとそれに憧れていて、定年の2年前に退職をしたのです。しかし、いざ自由の身になると、何も予定がなくてすることがない日が続いたりしました。何かやることはないかと、今日の用事を自分で作る必要を感じるようになったのです。

もっとも、田舎暮らしですから、やらなければならないことはたくさんありました。冬のストーブ用の薪作りは、日に2時間ほどと決めての作業ですが、寒い時期に何ヶ月もかかる重労働です。身体にも負担になりますが、薪が少しずつでき上がるのを見て、無上の喜びを感じたりもするのです。あるいは家のメンテナンスとしてやる大工仕事やペンキ塗りも、毎年どこかをということになります。もちろん家事も分担して、毎日の中でやることを決めているのですが、それでもやっぱり、何もすることがなくてだらだらしたり、退屈を感じたりすることは少なくありません。

退職して間もない頃は、山歩きにも出かけ、湖畔を一周する自転車にも頻繁に乗りました。しかし最近では山歩きは近くの低山をたまにとなりましたし、自転車に乗るのも億劫に感じるようになりました。河口湖が観光客で溢れるようになって、のんびり自転車でといったことができにくくなっています。それを避けて早朝にということになりますが、それでは暖かくなってからに限定されてしまいます。

本を読むのが仕事だったのに、それも退職してからはめっきりしなくなりました。辞めても研究活動は続けるという人には敬意を表しますが、僕は退職したら研究もやめると決めていました。特に追いかけたいテーマがなかったですし、根っからの勉強好きでもありませんでした。しかし、ホームページをずっと続けてきて、週一回の更新だけは止めないようにしています。一月半に一回は本やCDの紹介をしなければなりませんし、どこへ行ったとか、何をしたとかいう材料も定期的に作る必要があるのです。

ですから、僕にとっての「今日用」はホームページの更新を続けるための材料集めが一番だということになります。週一回とは言え、ネタ探しには苦労することが多いです。専門書を読まなくなったので、興味のありそうな本を見つけるのに苦労するようになりました。本棚に積読している本の中から選ぶこともありますが、改めて読もうかと思う本は多くありません。退職前に作った20ほどの書架には5000冊以上の本がつまっているのにです。困っているのはCD、つまり音楽でも同じです。好みのミュージシャンは誰もが高齢化して、もう新曲は作らなくなったり歌うことすらしなくなりました。かわりに、亡くなったと聞いて書く追悼文が多くなりました。ちなみに、1500枚を超えるCDの多くにはカビが生えています。

そんなわけで、「今日用」は、今後ますます、僕にとっての大事なことばになりそうです。そのためには、何かを探すアンテナの感度が衰えないよう、何をするにも必要な体力の維持に努めるよう、改めて自分に言い聞かせている今日この頃です。

2026年4月20日月曜日

半月滞在の客人と過ごした日々

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3月の中旬から4月の初めまで、アメリカの友人二人が我が家に滞在した。何しろこれほど長い期間の客は初めてだから、どうなることかと心配だった。そんな不安は迎えに行った羽田で現実になった。二人をクルマに乗せて首都高を走っていると妹のアリスがポシェットがないと言い出した。どうしようか思案していると、ほどなくして、羽田の駐車場に落とし物があったと電話があった。ひどい渋滞でやっと新宿まで来たのに、また引き返すことになった。何しろ二人は84歳と82歳の姉妹で、こんな長旅は人生で初めてのことなのである。これは先が思いやられると、ますます心配になった。

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半月のスケジュールは、事前にどこに行きたいか、何が見たいか聞いて作っておいた。有名なところやにぎやかな場所には行きたくないということだったので、まずは近くの神社や古民家の里に行き、スーパーでの買い物や、おいしいパイの食べられる店やレストランに出かけた。彼女達は顔を出した富士山に見取れ、河口湖や山中湖、そして西湖の風景に「ビューティフル」を連発した。折から春分の日をはさんだ3連休で、どこも観光客でいっぱいだったから、誰も来ない取っておきの場所にと、青木ケ原の洞窟にも連れて行った。最初の外泊は下部温泉のホテルで、身延の満開の枝垂れ桜や温泉を楽しんだ。トイレにポシェットを忘れ、長湯で湯あたりして鼻血を出したけれど………。

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3日に1日はどこにも行かずに家で過ごすという予定を組んだので、食事の手伝いもしてもらった。パン焼きやギョウザ作り、天ぷらにカキフライやピザ、あるいは朝食に出しているカスタードクリーム等々、妹のアリスはノートを取って熱心だった。一人を好む姉のサリーはゲストルームではなく工房のロフトで夜を過ごした。彼女は日本酒が好きで夕食には欠かせない飲み物になった。

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forest217-8.jpg日程の後半は八ケ岳に日帰りで出かけ、孫達に会うために1泊で東京に出かけた。孫の作ったちらし寿司で昼食をとり、スカイツリーが間近に見えるホテルのレストランでディナーの会食して、楽しい時を過ごした。彼女達には特に東京で見たいところはなかったので、帰りがけに浅草の雷門、隅田川、東京駅、皇居前を走り、東京タワーでトイレ休憩をして家に帰った。長いようで短い2週間が過ぎて、羽田まで送ってバイバイした。やれやれ。無事に過ごせて何よりだった。久しぶりに濃密で楽しい時間を過ごしたせいか、彼女達が帰った後はちょっと呆けてしまって、しばらくは何もしない日々だった。

2026年3月9日月曜日

薪割り、ゴミ穴、そして大掃除

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forest216-2.jpg ケヤキの大木と格闘して2ヶ月超、やっと終わった。固くて斧では割れないからチェーンソーで切るしかなかったものが多かった。いつもなら4L のガソリン缶が二つもあればよかったのに、今度は5缶も6缶も使った。エンジンをスタートさせる紐が切れたのは初めてだったが、1ヶ月も経たないうちにまた切れてしまった。そんなわけで、アルプス積みしたまわりにはおがくずが分厚く覆っている。それがアンモニア臭いから、庭に出るたびに顔をしかめてしまう。

3年前に掘ったゴミ穴が一杯になってきたので、新しい穴を掘った。1mほどの深さで幅は1x1.5mぐらいだが、これも3、4年ほどで満杯になるだろう。蓋は一部が腐った階段だ。我が家では生ゴミやストーブの灰はここに捨てている。だからゴミ出しは月に一度ほどで済んでいる。引っ越して25年になるから、掘った穴はもう6ヶ所か7ヶ所にもなるだろう。以前に掘ったところも何年も経てば土に還っているから、同じところに穴を掘るといったこともしている。生ゴミと灰だから土はかなり肥えているのかもしれない。

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もう少しするとアメリカから知人がやってきて、しばらく我が家に滞在する。そんなわけで時期外れだが大掃除を始めている。たとえば白いレースのカーテンは毎年薪ストーブが済んでから洗っているのだが、今年は早くすることになった。はずしたカーテンを浴槽で踏んづけて洗った後に洗濯機で脱水して、そのまま元に戻すと、ストーブがついているからすぐに乾いてくれるのである。全部で長短合わせて12枚、これもなかなかの手間だった。その外側の分厚いカーテンはもう何年も洗っていないが、汚れが目立たないからそのままにしている。

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forest216-7.jpgストーブを燃やすせいか丸太にはゴミが溜まっている。よく見るとクモの巣も張っていて、これも春になったら掃除をするのだが、今年は早めにやることにした。ところが吹き抜けの上の方にはなかなか届かない。そこでペンキ塗りに使った長い竿にタオルを巻きつけて拭くことにした。それでも届かない所ははしごを使ってということになった。歳とってバランス感覚が衰えているから、こわごわ注意してということになった。
それにしても良く働くとつくづく思う。とは言え、暖かくなれば庭でやることは少ないから、もっぱら自転車ということになる。そう言えばもう4ヶ月ほど乗っていない。乗り方を忘れてしまっているのでは、と心配するほどだが、乗るのは混雑を避けた早朝だから、暖かくなる4月になってからだと思う。

2026年1月26日月曜日

ケヤキと格闘中です

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今年も二人だけの静かな正月を迎えた。お節はいつもの通りほぼ手作りで、僕は伊達巻きを作った。三が日はお雑煮だったが、おもちは日常的に食べている。僕の得意料理は餅ピザで、これはネットでもあまり見かけないオリジナルだ。この冬は11月から寒くて、薪の消費量は例年になく多い。蓄えは十分にあるのだが、どんどん減っていくと不安な気持ちにもなる。


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そんなふうに思っていたら、暮に近所でケヤキの大木の伐採があって、すぐに欲しいとお願いに行った。そうするといいですよという返事で、何と根元から細枝まで置いていった。まずは玉切りしやすい太さのものを切って、斧で割って右のように2mほどに積み上げた。細枝も短く切って中に詰め込んである。ここまで一ヶ月ほどかかったが、節も多いし、木も固いから簡単ではなかった。チェーンソーの調子が悪くて点火プラグの交換をした。少しましになったが力不足はどうしようもない感じだ。何しろ根元は1mほどの太さがあって、それを玉切りするのは簡単ではないのである。


forest215-4.jpg 僕は気にならなかったが、パートナーが臭い臭いと言う。ネットで調べるとケヤキにはアンモニア臭があるという。乾燥させれば臭いは消えるとあったから、薪としては問題ないだろうと思う。ケヤキは家具材としても使われているが、その特徴は何より強靱さや粘りにあるようだ。それはチェーンソーの切り具合や、斧を打ち込んだ時の手強さでもよくわかった。もらった木も製材したら一枚板が何枚も取れるのだが、人気がなくて輸入材に比べて安価なようだ。

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そんなわけで厳寒の中、堅物の大物と格闘中である。とりあえずは玉切りにはしたが、すべてを薪にしてアルプス積みにするには、まだ一ヶ月はかかるだろう。それでも、これでこの冬の薪の消費量を補えるかというと、ちょっと心細い。何しろ三ヶ月ほどでアルプス積みの三個分をほぼ燃やしてしまったのである。早く春にならないかと願うばかりである。

2026年1月1日木曜日

今年もよろしくです

 

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明けましておめでとうございます。と言いたいのですが、何とも不安の多い年明けです。政権が石破から高市に代わって、急にキナ臭くなりました。台湾有事は日本有事。国会でのこんな発言に中国が激怒しています。その影響が様々なところで出ていますが、首相は失言だったとは認めていませんし、謝罪もしていません。にもかかわらず、政権支持率は高止まりしたままですし、良く言ったなどと絶賛する声も聞こえるようです。

中国は一党独裁の国ですが、日本はどこよりも貿易額が多い国ですから、もっとうまくつき合う必要があるのです。他方で、アメリカにはますます近づいて、親米反中の姿勢が鮮明になりました。しかしトランプ大統領は中国とはうまくつきあいたいようで、台湾有事などは想定していませんから、日本ははしごをはずされることになるかもしれません。

防衛費を増額するために国債に依存した大規模な予算を組むようです。物価が上がり貧困家庭が増え、社会福祉や医療費の国民負担も増えています。首相は積極財政でもっと豊かな国にと言いますが、失敗したアベノミクスの再現では、ますます経済もひどいことになるでしょう。そもそも防衛費の増額を国債で賄うのは、戦争に突入した戦前の政策と同じなのです。

政治や経済、そして社会についての識者の多くが批判しているにも関わらず、高市人気に衰えは見えません。若い世代の支持は特に強いようですが、どこまで歴史や現在の事実を知り、将来を考えているのでしょうか。「日本人ファースト」で支持を急成長させた参政党同様に、真偽不明でも目先の目立つことを大声で主張すれば、それについてくる人が大勢いる。そんな風潮がますます強くなっています。パレスチナやウクライナの惨状を含めて、少しでも光明が差す一年になってほしいと願うばかりです。

私的なことで言えば、77歳になって80代もすぐそこまでやって来ました。ここまでまあまあ健康でこれたことに感謝ですが、身体の衰えを感じることも多くなりました。右まぶたが重たく下がり医者に行くと副鼻腔炎と診断されました。それは治ったと言われたのですが、まぶたはまだ少し重い感じがしますし、鼻がつまることも多いです。

この冬は11月から寒くて、薪ストーブを早くから燃やしましたから、薪の消費量が増しています。であれば、新しい薪を作るために薪割りに励まなければなりません。老骨にむち打って斧を振り上げる。そんな毎日を春先まで続ける必要がありますから、体調に気をつけてと思う今日この頃です。

2025年12月8日月曜日

紅葉が終わった

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去年見つけて放っておいた鹿の頭の骨を家に飾った。上のようになかなかいい。初めは工房にと思ったのだが、パートナーに拒絶されてしまった。だったら玄関にと思ったのだが、驚かすことになるかもと思って、ベランダの上にした。これを見て鹿や熊が近づかなくなればいいのだが。今年はあちこちで熊が現れて大騒動になっている。近辺では熊情報もあるが、周辺には来ていないようだ。

forest214-2.jpg最近はめったに歩かなくなったが、せめて紅葉台ぐらいはと行ってきた。ちょうど紅葉も見頃で、富士山も雲間から時折顔を出した。湖畔は観光客でいっぱいだが、ここまで来る人は少ない。急に寒くなったせいか、今年の紅葉はきれいだ。富士山の初雪も去年よりはずっと早く、10月末には薄化粧になって、11月にはかなり白くなった。

我が家のカエデやケヤキの木も例年になくきれいに色づいた。それが風とともに吹雪のように散って、後は庭一面が枯れ葉で埋まった。歩くとサクサクと音がして気持ちがいい。こんな枯れ葉も1年経てば土に帰って、また新しい枯れ葉が積もることになる。

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そんなふうにして道路脇に溜まった土を畑用に庭に運んできた。まだまだ取ろうと思えばいくらでもあるが、畑用ならこのぐらいで十分。後はまた来年取りに行くことにした。今年作った畑は午前中は家の陰で日が当たらなかった。育ちが悪かったのはそのせいだと思って、もっと日当たりのいいところに畳一畳ほどの新しい畑を作った。ここには肥料を与えずにジャガイモとサツマイモを植えるつもりである。ジャガイモはまずまずのできだったが、やたら高く延びすぎたし、サツマイモは広がった割に、小さなイモしかできなかった。

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forest214-7.jpg11月の上旬に朝起きると急に右目のまぶたが重く感じるようになった。すぐ直るかもと、しばらく放っておいたが全然良くならない。毎年の健康診断の日に行くと、血圧がとんでもない高さになっていて、これは脳にでも原因があるのではと不安になって、脳神経外科に行った。そうするとCT検査をして副鼻腔炎と診断された。2週間の吸入と薬で副鼻腔炎は直ったと言われたのだが、まぶたはまだ引っかかった感じがする。鼻水が出るしくしゃみも良くするから、まだ完治していないのかも知れない。

2025年11月17日月曜日

仕事を辞めて8年も経った?

勤めていた大学から久しぶりに手紙が来ました。開けると学部の創立30周年記念のシンポジウムの案内で、その出欠を問うものでした。行こうかどうしようか迷いましたが、その前に30年という数字に驚きました。確か20周年の時には『コミュニケーションという考え方』という本を作って、僕が編集を任されたのでした。僕にとってはそれがまだついこの間のことのように思われたのです。

communication3.jpgそこで辞めた年を確認すると2017年となっていて、改めて、もう8年も経ったんだと気づかされることになりました。そう言えば、辞めてから大学には一度も行っていないのです。もちろん、卒業式や入学式、ホームカミングデイなどの誘いの手紙はやって来ます。しかし特に行きたいとは思いませんし、行かなければならない義務もありませんから、いつも欠席と書いて返答していました。大学には18年勤めましたが、たまには行ってみたいなどとも思わなかったのです。

もちろん、居心地が悪かったとか、いやな思い出があったというわけではありません。気楽にやりたいようにやって過ごした時間でしたが、辞めればそれで、はいさようならになりましたから、自分の愛着のなさにも驚かされました。もっとも、辞めて3年後にコロナの大感染が始まって、数年間は東京にもほとんど行かなかったのです。

退職後の生活は、時折の長期の旅行を別にすれば、ほとんど家で過ごす毎日でした。それでも一日はあっという間に過ぎ、1年経つのもますます早く感じられるようになりました。そう言えば今年ももう11月で、年の終わりが近づいています。つい先日まで暑い暑いと言っていたのに、今はもう薪ストーブを炊いて暖まっています。後期高齢者などと言われることにも違和感がなくなりました。

ところで肝心の学部創設30周年についてですが、久しぶりの一人だけでクルマの運転になりました。仕事をしている時は週に3日も通っていたのに、大学に近づくと道が不確かで、どっちだったか迷ってしまいました。風邪気味だったせいもあって、着いただけでもくたびれていましたから、3時間のシンポジウムは1時間だけ聞いて、帰ることにしました。本当は、後のパーティもあったのですが、とても気力が持たないと思ったのです。何人かのスタッフとことばを交わしましたが、8年も経つと半数近くが入れ替わっていたのでした。

シンポジウムの内容は主にインターネットの30年の歴史と、最近のAIなどについてのものでした。僕はインターネットについてはその始めの頃から付き合っていて、何本かの論文も書きました。しかし、退職した後は、新しい動向にもほとんど興味をなくしていました。インターネットは今、何よりうさんくさいメディアになってしまっています。その影響力は、選挙におけるデマや陰謀で当落が左右されることでも明らかです。何らかの対処法がなければとんでもないことになるのではと心配しています。途中で対座しましたが、そんな話もあったのでしょうか。失礼しました。



2025年11月10日月曜日

ドジャース中心の生活が終わった

ドジャースがワールドシリーズを2連覇して、今年のシーズンも終わった。3月に東京で開催されて以来、半年以上の時間を、ドジャースの試合中心に過ごしてきた。ロスでの試合は大体午前11時頃からだから、昼食の準備をして食事をしながらということになった。しかしこれが遠征に行くと朝の7時や8時からとなって、一日の生活時間にも工夫が必要になった。たとえば週一回の買い物は9時に家を出て10時過ぎに帰ってくるのが通常だが、7時に始まった試合はなるべく最後まで見てから出かけたのである。

ホームでの試合も、週末や遠征前には5時頃からになるので、当然、それに合わせての早起きが必要になる。寝不足で長時間の昼寝というのも珍しくなかった。自転車で河口湖に出かけるのも、また、この試合時間を避けてということになった。ところが最近の観光客の急増で、午後に出かけるのをひかえると、なかなか走れそうな時間がなくて困ることもしばしばだった。ここにはもちろん、天気次第という条件も重なった。

そのドジャースの試合だが、地区優勝をして、プレイオフも勝ち上がってのワールドシリーズ連覇だから、改めて強かったなと思うが、途中ではがっかりしたり、腹を立てたりした試合も少なくなかった。一番の不満はロバーツ監督に対してのものだった。彼は選手を掌握する術には長けていると思うが、試合運びでの判断には、なぜ?と感じることがたびたびだった。特に何度も失敗しているリリーフ交代を繰り返したことには、またかとうんざりした。攻撃についても選手任せでほとんど手を打たないこととあわせて、監督としての手腕には疑問を感じた。

大谷選手は昨年以上のホームランを打ち、投手としても元通りに復活した。おそらく3年連続でMVPを取ることだろう。先発としてただ一人ローテーションを守った山本選手の活躍は、ワールドシリーズでは神懸かりといえるほどのものだった。彼の制球力には感心するばかりだが、ピンチになっても動じない精神力はもっと驚きだった。速球が売り物だった佐々木選手はなかなかうまくいかず、故障もしてシーズンの大半をベンチで過ごした。そのつまらなそうな顔に心配したが、リリーフとして復活して、プレイオフにはクローザーの役割を担ったのである。

ところでドジャースは400万人を超える観客数を達成した。毎試合大勢の観客が詰めかけて応援をしたのは選手にも励みになったと思う。しかし、入場料の高さには改めて驚いた。ワールドシリーズでは数百万円の席があったし、一番安くても数十万円したと聞くと、僕だったら絶対に買わないなと思った。ドジャースは選手に払う年俸でも首位を争っていて「悪の帝国」などとも言われてる。上限を設けるサラリー・キャップ制の導入などが検討されていて、それが選手会との紛争の種になるとも言われている。そんなお金の話がついてまわるのは、何ともやりきれない気がする。

とは言え、終わってしばらくは一日の過ごし方に苦慮している。外に出て新しい畑を作ったり、道路の側溝にたまった腐葉土を取りに行ったりして、身体を動かすようにしている。紅葉の季節だから、少し歩きはじめてもいる。身体を酷使してがんばる選手たちを寝転がって応援するよりは、これの方がずっといいのだが、それでも来年のWBCが何とも待ち遠しい。

2025年10月27日月曜日

冬の支度を始めようか

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野菜はほぼ終わったが、サツマイモはまだ葉っぱが枯れていないので、収穫はもうちょっと後にしようと思っている。あちこちに種を蒔いたコスモスは、やっぱり日当たりがよいところが茎も花も大きくなった。来年は一番日当たりのいい丸太富士のまわりに蒔こうと思う。日当たりを求めるのは野菜も同じであることがよくわかったが、畑はさてどうするか。春までに新しい畑の場所を探さなければならない。

forest213-2.jpg ところで彼岸までは猛烈に暑かったのに、10月になると秋らしいというよりは、もう冬かという日が何度かあった。それが夏のぶり返しのような日と交互にやって来るから、身体には良くないと思う。おまけに雨の日が多い。そんな冷たい雨が降る翌日に富士山が初冠雪の姿を現した。例年より3週間も遅いそうだが、去年よりは1ヶ月も早かった。

forest213-3.jpg そんなわけで、灯油を買いに出かけた。18Lを6缶で108Lだが、これでは空にしたファンヒーターと工房の床暖、それに給湯に入れたらお終いで、続けてもう一回買うことになった。寒い日にはアラジンストーブをつけ、夜はファンヒーターをセーブ運転にしている。これでまあまあ温かいが、最低気温が零度近くまで下がったら、薪ストーブも燃やそうと思っている。去年よりは一ヶ月も早いが、ちょっと前までは10月の後半には燃やしはじめていた。暑い日が長くなって、すぐに寒くなるのでは、秋がますます短くなってしまう。

forest213-4.jpg それは生き物にも言えるのだろうか。秋口になって屋根の軒に蜂が巣を作りはじめて、あっという間にご覧のような大きなものになった。ところが寒くなったら、しきりに飛び交っていた蜂が見えなくなった。春からならともかく、こんな時期に一体何のために巣作りをしたのだろうか。最近の気候変動は生き物にとっても予測しがたいものなのかもしれない。

天気が悪くて、しかも急に寒くなったから、自転車になかなか乗れなくなった。午後には暖かくなるのだが、レンタル自転車が多いし、クルマもかなり走っている。紅葉が本格化すれば大渋滞になるわけだから、厚着して朝早くでなければ走れないかも知れない。そんなわけで、かなり運動不足の今日この頃である。


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