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2018年1月8日月曜日

今年の卒論

 

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・いよいよ、最後の卒論集になりました。東経大に18年勤め、1年間非常勤をして、18号まで出すことができました。これでやっと、仕事納め。ほっとしています。
・今年の4年生は16名です。もう一人いましたが、9月に退学しました。2年生から履修していた学生が11名で、3年生からが5名です。あまり勉強好きではない学生ばかりで、「糠に釘」という思いが残りました。何しろ、野球部が4名、陸上部が2名いて、返事はいいけど、向学心に乏しい人たちばかりでした。とは言え、就職状況が好転して、就活には苦しまなかったようです。
・そんなメンバーでしたから、卒論指導には苦労しました。論文の書き方をくり返し話しても、好き勝手に書いてきて、何度も雷を落としました。しかし体育会系の学生には「馬の耳に念仏」で、コピペもひどいものでした。それでも、書き直しや修正を何度も命じましたから、かなり応えたようです。卒論作成で少しは、大学生らしい勉強をしたことになったかもしれません。
・もちろん力作も何本かあります。玉石混淆。そんな卒論集になりました。

1.ロックンロールの歩みと芸術…………………………………………… 前川 颯也
2.ダンスミュージックの虜になる私たち………………………………… 古内 花菜
3.プロ野球の経済効果について…………………………………………… 一家 吉宗
4.スポーツとメディアの関係について…………………………………… 丹生谷 薫
5.サッカー専用スタジアムの今後~スタジアム、球場のあり方~……… 大和田 真
6.プロ野球とメジャーリーグの球団経営について…………………… 篠原 龍之輔
7.スポーツマーケティング~宣伝とスポーツブランドが私達にもたらす影響…… 菊地ハフィース
8.海外での日本の音楽の現状……………………………………………井野元 洋希
9.ライブ・コンサートは誰のためにあるのか…………………………… 高野 菜摘
10.スマートフォン及び携帯端末機の普及が現代社会に与える影響 … 山田 剛
11.漫才と人柄は関係あるのか~80年代以降の漫才~ ………………… 藤原 理希
12.ブルース音楽、流行までの変遷—奴隷からはじまるブルースの歴史—…… 日比野 裕
13.アイデンティティと対人関係………………………………………… 畠山 知佳
14.依存症と熱中の比較研究……………………………………………… 矢野 貴裕
15.ソーシャルゲームはなぜ普及したのか……………………………… 星川 拓也
16.ゲームがもたらす影響について……………………………………… 古川 愛梨

2017年1月9日月曜日

今年の卒論

 

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・ 今年の4年生は7名です。国内研究で2年生のゼミを持たなかったために、全員3年生からの参加になりました。2年次のゼミから追い出された人、どこかに入らなければ卒論の指導をしてもらえないからといった消極的な理由の人、先輩からのすすめで3年次まで待った人、そして休学から復帰してやってきた人など、不揃いのリンゴたちでした。

・3年次のゼミが始まるとすぐに、一人が「飲み会」をやりたいと言いました。お互いに距離を近づけるチャンスですからOKを出しましたが、全員出席とはいかず2名が欠席でした。続いて夏休みの合宿もやりたいというのでこれも承諾しましたが、出席者は3名だけで、他のゼミの学生が2名参加をしました。合宿とは言え、勉強らしきものは何もやりませんでした。

・ゼミは本当に初歩の初歩からで、論文というよりは文章の書き方からはじめ、そもそもコミュニケーション学部で何も勉強していないことを自覚させたり、本を読んで、その内容をまとめてレジュメを作らせたり、ゼミで発表させたりと、それこそ1年生並の授業で半年が終わりました。

・3年生の夏休みに卒論に向けたレポートを書かせ、その発表や修正に後半を費やし、何とか卒論の準備ができたと思いました。で、春休みの宿題として続きを5000字書いて4月のゼミまでに提出することを課しました。ところが提出したのは1人だけ。出さなければゼミへの出席は認めない。こんな通告をいいことに、前期もまるで出席してこない学生もいて、ゼミはほとんど開店休業状態でした。

・そんな状態は夏休み明けの後期になっても変わらずで、卒論の最終提出1ヶ月前に設定した提出とその後の修正作業にも、2人が反応せずで、わずか7人なのに2人も落第か、とうんざりしてしまいました。その2人は最終提出日にやっと論文を持ってきましたが、できは推して知るべしで、まあまあがんばった学生も含めて、今年は一言、「おそまつさん」というほかないものになりました。


今の若い世代について ……………………………………………………………中島 啓太

お酒とコミュニケーション ………………………………………………………福原 涼祐

遊びとスポーツの境界線にあるスケートボード ………………………三ツ橋海州

大学長距離ランナーの栄養管理 ………………………………………………堀田 将純

聖飢魔IIが日本の音楽界に与えた影響………………………………………向井 陽也

フリースタイルフットボールというカルチャーとその起源…………伊藤 在生

「ファストファッション」の成長と裏側…………………………………志村由香里

2016年1月11日月曜日

今年の卒論

 

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・いつも通り、この欄の第一回は「今年の卒論」です。 今年の4年生は9名です。例年通り女子学生が多い、というよりは、男子はたった一人でした。その安藤雅紀君は昨年の吉崎君同様、駅伝のメンバーで、しかも出身高校も同じでした。実は3年の堀田君もまったく同じで、3年連続駅伝メンバーが所属したことになります。
・ 東経大が箱根に出場するのは夢のまた夢のような状況ですが、今年は学連選抜メンバーに初めて一人選ばれて、復路の箱根下りを走りました。

・ 就職試験の解禁日が遅くなったこともあって、今年のゼミは、時々しかやりませんでしたし、集まる学生も少なかったです。論文のできあがりを心配しましたが、何とか全員書き上げることができました。人数は去年の半分ですが、平均以上のできが多かったと思います。

・ ゼミの卒論集も今回で16号になりました。僕は来年度で退職をしますから、卒論の指導と論文集作りも、いよいよ最後に近づいてきました。その最後を飾る3年生ですが、最終号だからとがんばってくれるでしょうか。
・ もちろん、2年生もいます。非常勤として最後までつきあうつもりでいますが、ゼミの活動補助費がもらえないので、卒論集が出せるかどうか。もっとも前に勤めていた大学では、卒論集を手作りしていました。最後で、部数も少なくてすみますから、学生たちに、自分の分は自分で作ってもらうことにしましょうか。

市民ランナーについて ……………………………………………… 安藤雅紀
「ウェブ社会での人々の親密性」……………………………… 小屋敷麻琴
女子校がヤンキー化する日本を救う……………………………鈴木貝奈子
演劇におけるコミュニケーション……………………………… 市川菜々子
色彩とジェンダー……………………………………………………… 新田清美
音楽と映像の融合……………………………………………………… 村野亜未
ペットの家族化とその問題 ………………………………………… 佐藤花菜
「おたく」という記号の変遷 ………………………………………河野静流
ビッグデータ,ビッグデータで何ができるのか ………………田中彩友美

2015年1月12日月曜日

今年の卒論

 

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・今年の4年生は16名で、女子が12名、男子が4名でした。女子学生の数的優位は毎年のことですが、それは卒論の中身についても言えることです。年々、学生達の卒論に対する姿勢が消極的になっていて、ここ数年、毎年のように、この「卒論集」を出すのをやめようかと思い続けてきましたが、今年は久しぶりに、やる気のある学生が多かったと思います。もっとも、そんな気になったのは、秋風が吹き始めた頃からでしたし、コピペの安直さはもちろん、それが著作権侵害にあたることさえ自覚しない学生を叱って書き直しをさせることは、例年以上に多かったと言えます。

・この「卒論集」は例年、その年の最優秀論文を巻頭においてきました。しかし今年は学籍番号順にしてあります。その理由は、印刷製本を大学の管財課に頼むために、例年とは違って版下の完成までに論文提出後1週間しかなかったことにあります。ですから、レイアウトや校正作業も、提出前からやらなければなりませんでした。もう一つの理由は、甲乙つけがたいできの論文がいくつかあって、どれを巻頭におくか決めかねたことにあります。これはうれしい悩みでしたが、飛び抜けた傑作がなかったということでもあります。

コミュニティーラジオとはなにか?……杉山晴菜
青梅の町おこし「昭和レトロとエコミュージアム」「梅の里の再生計画」…國井一生
日本人にとっての英語の位置づけ…岩松恵莉菜
女性と飲酒…………………………………藤井環妃
店と客、相互から見た現代における日本の接客…塚田 桃子
理想とわたし………………………………小俣享子
生活保護について考える………………佐々木大輔
遅刻と時間………………………………加藤美奈子
大学駅伝と駅伝強化………………………吉崎竜星
紙の本は消えるのか………………………飯田美優
日本の“恥”文化……………………………柳谷さりあ
二次創作と著作権…………………………大竹沙紀
シュルレアリスムと自動記述の実践…岡本史也
日本語の変化と若者言葉…………………西里春留
「小さな世界」で生きる若者達……………尾辻彩花

2014年1月20日月曜日

今年の卒論(2013年度)

 

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・今年の卒論集のタイトルは「学級崩壊」です。4年生はわずか6人でしたが、ゼミらしいゼミはほとんどできませんでした。数が少なかったことやまとまりに欠けたのは、学部長をやったために、このゼミが2年生からではなく、3年生から始まったことにあります。留年生が3人でそのうちの一人は12年生でした。他の3人も授業をサボっていて2年次にゼミをとらなかった者、取ったけれども追い出された者などでした。

・それでも3年生の時は毎週出席して、基礎の基礎からやりましたが、熱心さに欠けるのはいかんともしがたい感じで、学生同士の関係も少しも近くならないままに1年が過ぎてしまいました。こんな経験は、長い教員生活の中で初めてのことでした。正直言ってうんざりもしましたし、今年こそ、卒論集はやめとこうと思いましたが、何とか全員が論文を書いたので、やっぱり出すことにしました。

・来年は一転して16名という大人数です。おもしろい論文が生まれることを期待したいものです。

1.カフェの昔と今‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥栗原 晴子
2.女性誌『CanCam』の実態‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥田中涼子
3.~振り込め詐欺~‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥熊谷友佑
4.沖縄戦でのひめゆり学徒隊について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥後藤駿一
5.ザスパクサツ群馬と群馬県のつながり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥高橋和希
6.若者に広がるうつ病の真実‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥佐藤雄哉

2013年1月21日月曜日

今年の卒論(2012年度)

 

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・今年の4年生は9名です。3年生の時は12名いましたが、4年生になると3名がいなくなっていました。卒論について、3年生の時点で5000字書くという課題が重荷だったのかもしれません。来るものは拒まず、去る者は追わず。数年続いた大所帯から一転して、今年は少人数になりました。一人一人に目が行き届いて、いい作品が出来上がった、と言いたいところですが、やる気が今ひとつ見えませんでした。理由はもちろん、就職状況の厳しさにありました。けれども、早くに内定を取った学生からも、次は卒論といった気迫が感じられませんでした。

・笛吹けど踊らず。今年は本気で、卒論集をやめてしまおうかと思いました。昨年度に学部長を務めて2年生のゼミを持たなかったために、3年生のゼミは5人だけでしたから、卒論集もちょうどいいやめどきだったのかもしれません。

・ところが、2年生のゼミで夏休みの宿題にした「自由研究」に力作があって、これを修正させて、卒論集に載せることで、少しやる気が湧いてきました。大震災直後に入学した学生たちだからでしょうか。今年の4年生が2年生だったときとは、ゼミに対する積極性がまるで違います。ですから彼/彼女たちが卒論を書く再来年までは、少なくとも、この卒論集を続けることになると思います。


1.「バナナ貿易の現実」 秋山加菜
2.「何故、ミュージカル『テニスの王子様』は人気が出たのか」 佐久間恵梨
3.「『ラジオ』と『若者』〜なぜラジオ離れが進んでいるのか〜」 平塚 貴大
4.「中央競馬の衰退」 猪瀬幸哉
5.「変わりゆく家族形態」 宮坂実穂
6.「日本の英語教育は間違っているか」 仁科翔太
7.「女子文化」 梅崎莉里香
8.「携帯電話の登場によるコミュニケーションの変化」 岩渕要
9.「 百貨店の誕生と歩み」 森川翔平

2012年1月16日月曜日

今年の卒論(2011年度)

 


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・今年のゼミは20名で留年生が3名でした。2年生からの継続は11名で、3年生からの履修が例年になく多い年でした。そのせいか、ゼミの中でも学生同士のコミュニケーションは不活発で、一人孤立しているような人もいたようです。ゼミの飲み会(コンパとは言わないようです)も結局、一度もやらずじまいでした。何度もやった昨年とは大違いで、年によってこれほどゼミの雰囲気が違うのもめずらしいことでした。
・今年は3月に巨大地震があり、原発事故がありました。地震の被害や近況をメールやポータルでやりとりして、全員が大きな被害なく過ごしていることを確認しましたが、一ヶ月遅れの新学期がはじまっても、全員が顔をあわせることはほとんどありませんでした。僕が学部長になって急な会議でゼミがつぶれたことや、就職戦線が一段と厳しくなって、大学に来る余裕が学生になかったことなど、理由はたくさんありました。
・今年の表紙は関口君の作です。タイトルの「卒悶集」も彼が考えました。それはまさに彼が卒論と格闘したことを意味しますが、だめ出しを何度もされて、書き直しをした多くの人にとっても共感できる題名だったようです。ただ、表紙に描かれた僕がこんなに怖そうなのには、ちょっと異論があります。心を鬼にするのは、学生のためにやむを得ずであって、本当は仏のように優しくなりたいと思っているからです。もっとも、新しく来年のゼミにやってくる2年生や3年生には、いい加減ではすまない怖い先生なのだということが印象づけられていいかもしれません。


1.「ハケン」の真実‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥平瀬 圭
2.四感から見る日本人の非言語コミュニケーション‥‥‥‥‥‥‥山口 篤史
3.殺戮する精神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥関口 健介
4.リンク栃木ブレックスが地域にあたえる経済効果‥‥‥‥‥‥‥金子 憲太
5.地域密着型のスポーツ経営を探る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥阿瀬 裕美
6.日韓ワールドカップに見るサッカーとメディア‥‥‥‥‥‥‥‥持田 絵美子
7.高知よさこい祭りを通して見る高知‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥公文 美穂
8.クール・ジャパン,アニメやマンガから見る現代Japonisme ‥‥大藤 みなみ
9.折込みチラシについて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥福原 千織
10.東日本大震災と公共広告‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥黒川 瑠美
11.男女を分けることは必要なのか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥吉川 美里
12.真の「男らしさ」、「女らしさ」について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥片桐 啓
13.前衛的音楽‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥安井 裕人
14.ストリートライブ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥畠山 敬徳
15.学校給食と食育の問題と課題‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥鈴木 身知子
16.犯罪からみる心理について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥茂山 太雄
17.捕鯨問題を考える‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥倉田 秀明
18.「AKB48」に至るアイドルの変遷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥田村 彩子

2011年1月17日月曜日

今年の卒論(2010年度)

 

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・今年の4年生は18名。ただし、卒論を書いたのは16名でした。近年にない就職難の年で、卒論に集中できなかった学生が多かったと思います。夏休み明けに途中までの成果を提出した学生はごくわずかでしたし、後期が始まって催促して提出させた論文も、どれもこれもひどいものでした。
・ネットからのコピー&ペーストは当たり前で、それも大半はウィキペディアですから、読む気にもならないものが多かったです。人の書いた文章をそのまま拝借する「パクリ」は、決してやってはいけないことなのです。これまで学生に、何度注意したかしれません。しかし、改めて、「エー、そうなんだ」などと驚かれますから、怒るよりはあきれてしまいました。今年の卒論集の題名は、そんな僕の気持ちを察した学生たちが決めたものです。
・とは言え、最終的にはよくできたもの、努力したものなどが数本ありました。尚、表紙は小川裕子さんが作成しました。

1.接客・ケアから見る感情労働 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥澤江 智由喜
2.笑うこと ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小川 裕子
3.友人関係について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 佐藤 竜太
4.流行現象と口コミュニケーション‥‥‥‥‥‥‥ 瀬川 姫華
5.若者と敬語 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥矢部 佳明
6.日本サッカー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 秋山 大寿
7.店員と客のコミュニケーション ‥‥‥‥‥‥‥‥三ツ木 智里
8.「名付け」について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 蓬田 拓也
9.健康・美容ブームの実態‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 勝家 亜紀子
10.女性はなぜ化粧をするのか ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 横塚 久美
11.食事とコミュニケーションの関係 ‥‥‥‥‥‥ 増田 啓
12.私は差別をしています ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 竹下 ゆかり
13.CM広告について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥若山 沙由里
14.イギリス社会 -オアシスの序章 -‥‥‥‥‥‥‥ 吉澤 将斗
15.食事制限 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 井上 未菜
16.サッカーと社会 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 吉田 尚史

2010年1月25日月曜日

今年の卒論(2009年度)

 

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・今年のゼミ生は昨年同様15名、しかし男子学生が6名いましたから、雰囲気はだいぶ違いました。突然訪れた就職氷河期に悪戦苦闘した学生も多かったようです。ほぼ就職が決まって一安心でしたが、その分、卒論の進み具合の遅れが気になりました。何せ今年の学生は「ゆとり世代」の第一期なのです。

・で、今年の卒論集の題名は「卒論氷河期」。命名者は櫻井美央さんです。あまりに進まないのに腹を立てて、「卒論集は今年でやめる!」とおどしたせいかもしれません。ただ、その甲斐あってか、力作が何本か出ましたし、どうしようもないのもなかったと言えます。何しろ叱られることになれていない学生ばかりですから、だいぶ堪えた学生が多かったようです。ですから最後に一度だけ、ご苦労さんとほめてあげたいと思います。なお、この号の表紙は尾川君が書いたものです。パイプを加えた僕は、実物よりだいぶ格好良くて、気をつかわせてしまった気がします。


1. 音楽と模倣‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥村尾 慎太郎
2. 読書推進運動の光と影‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥高橋 沙織
3. 宮崎駿の理想と現代の子供たち‥‥‥‥‥‥‥‥‥飯村 理代
4. 高校野球の応援史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥櫻井 美央
5. 保育の現場から‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥田中 成美
6. メ論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥尾川 貴幸
7. 女性とシンデレラストーリー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥倉田 萌未
8. 「がんばる」ということ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥松本 彩乃
9. 腐女子について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥鈴木 梓
10.ふたご論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥張ヶ谷 里美
11.四国・九州アイランドリーグから見えた地域メディアの存在‥‥‥‥秋元 俊哉
12.日本のクラブ・カルチャーと風営法‥‥‥‥‥‥溝呂木 和彦
13.現代ボランティア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥石川 佳奈
14.現代家族の形態‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小野寺 啓太
15.週刊少年誌の可能性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥池田 慎矢

2009年2月10日火曜日

2008年度卒論集『大学で勉強した証しと言えるかな』

 

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1.「空気論」……………………………………………………鍛治田芽生子
2.「仮面店員のホンネ」…………………………………………中嶋千尋
3.「美容院の変遷と役割」………………………………………土屋亜樹
4.「図書館の存在価値」………………………………………柴田あかね
5.「新宿の発展における百貨店とファッションビル」………糸谷里美
6.「アイルランド 人と伝統音楽」……………………………賀嶋紀子
7.「浜崎あゆみ 様々な角度から」…………………………山内志保子
8.「バンドとアニメのコスプレ表現」………………………… 庄司美希
9.「米軍基地が果たした文化的影響」…………………………森嶋美帆
10.「アウラの行方」……………………………………………… 與良正隆
11.「刺青tattoo」…………………………………………………雪山恭代
12.「どうして彼女はモテるのか」………………………………木下早弥
13.「コーヒーがもたらす文化と社会問題」……………………松野みどり
14.「スポーツからみたルール」…………………………………秋山友宏
15.「邦画と泣ける映画について」………………………………杉林里奈

3年生レポート
1.「シンデレラの神話」……………………………………………倉田萌未
2.「日本のハンドボールはなぜマイナーなのか」………………池田慎矢
3.「模倣音楽」…………………………………………………… 村尾 慎太郎
4.「保育の現場」………………………………………………………田中成美
5.「仮面をつけた人々」…………………………………… ……張ヶ谷里美
6.「プロ野球独立リーグの改革」…………………………………秋元俊哉
7.「戦争と甲子園」…………………………………………………櫻井美央
8.「メディアリテラシーの重要性」………………………………尾川貴幸
9.「ボランティア活動の実態」……………………………………石川佳奈
10.「親の観察」………………………………………………… 小野寺啓太
11.「腐女子について」…………………………………………… 鈴木梓
12.「『頑張る』について………………………………………… 松本彩乃
13.「クラブの問題と現状」………………………………………溝呂木和彦
14.「『千と千尋の神隠し』が映す現代家族」………………… 飯村理代
15.「現代はストレス社会なのか」……………………………… 高橋沙織

2008年2月10日日曜日

2007年度卒論集『三人ぼっち』

 

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1.「戦後日本のポピュラー音楽 〜歌詞から読みとる時代背景〜」 ……菊地奈津子
2.「クリニクラウン〜笑いの治癒力〜 」…………………………………澤井みゆき
3.「日本のクラブカルチャーの現状と未来」………………………………田中新悟

<特集 人の群がる場所をフィールドワークする>3年生
1.「コンビニ観察」 …………………………………………………中嶋千尋
2.「ディズニーという聖地 」………………木下早弥、杉林里奈、 山内志保子
3.「図書館という場所」 ……………………………………………柴田あかね
4.「スターバックスカフェ」 …………………………………………森嶋美帆
5.「映画館検証 」……………………………………………………鍛冶田芽生子
6.「なぜライブハウスに コスプレイヤーが集まるのか」……………庄司美希
7.「カフェブーム 」…………………………………………………松野みどり
8.「ファーストフードと利用者の関係」………………………………賀嶋紀子
9.「ファッションビルを訪れる女性たち」……………………………糸谷里美
10. 「おもちゃの魅力」 ………………………………………………土屋亜樹
11. 「レンタルビデオで働く」…………………………………………秋山知宏

2007年2月10日土曜日

2006年度 卒論集『十人十色』

 

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今年の4年生は10名、男女比は4:6でした。去年の女子ばかり14名とはかなりちがいましたが、相変わらず元気のいいのは女子学生の方でした。というよりは、去年のやかましいほどの活発さとはちがって、おとなしい学生ばかりのゼミになりました。
題名をどうするか、最後まで決まりませんでしたが、半ば強制的に意見を出してもらって、「十人十色」にすることにしました。題名のとおり、内容はバラエティがあります。まじめな学生が多かったですから、内容も充実しているといえるでしょう。副題は「まじめからバンギャルまで」です。
大学院では、今年度は修論と博論が一本ずつ。現在審査中です。ほかにもう一本、博論の副査があって、たっぷりと学生の論文につきあわされた一年でした。修論は、不十分なところを反省して、博士課程に進んでがんばるようです。博論はどちらもがんばって、なかなかの力作だと思います。しかし、正直言って、早く片づけて、解放されたいです!

1.「バンギャルの生態学」 …………………………………………………………水木 希
2.「日本人はなぜ英語が下手なのか」 …………………………………………小林 由和
3.「現代人のストレスと癒し」 …………………………………………………桝 有香利
4.「わたしに“まじめ”と言わないで」 …………………………………………武藤 佑
5.「競馬はスポーツかギャンブルか」 …………………………………………矢寺 佑至
6.「ストリートファッションが映し出すもの」 ………………………………白戸 圭衣
7.「スポーツビジネス〜スポーツブランドが果たす役割」 …………………下條 信之
8.「女性たちの身体表現」 ………………………………………………………小俣 法子
9.「ポータブル・ミュージック・スタディーズ」…………………………… 永山 優香
  ウォークマンとiPodのメーカー戦略から考える未来構想
10.「煙草の行方」 ……………………………………………………………… 斉藤 まり

 

2006年1月30日月曜日

2005年度 卒論集『まるで女子大のよう』

 

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1. 「テレビCMにおける音楽の役割と課題」………………………………富田亜矢子
2. 「耳を澄まして音を聴いて環境を考える」………………………………菅 美沙子
3. 「北欧インテリア~ 魅力とその人気の真相~」…………………………太田夏子
4. 「女性とスポーツ」…………………………………………………………仲田美紀
5. 「髪ってなんだ?」…………………………………………………………小山奈津美
6. 「電子掲示板の影響力と可能性」…………………………………………加藤由子
7. 「ポイントカードと販売促進法」…………………………………………赤羽根孝子
8. 「中吊り広告が私たちに与える影響について考える」…………………佐藤麻美
9. 「個性派ストリート・ファッションの若者たち」………………………石井利枝
10. 「カフェヲタクのススメ」…………………………………………………森麻衣子
11. 「遅刻」………………………………………………………………………岩崎仁美
12.「『青春パンク』と日本における『パンク』とは」……………………今村 舞
13.「『ブーム』について」……………………………………………………池松絵里可
14. 「キャラクター研究- 日本人とキャラクターの関係」…………………田口 美沙

2005年1月18日火曜日

2004年度卒論集 『何とも純な学生たち』

 

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1「書いてはみたけれど」 …………………………森なつき
小津安二郎監督作品にみる日本人の機微
2.「飲む前に読〜む」………………………………椴谷祐紀
3.「東京都の道路事情からみた都市交通論」………重竹和宏
4.「ドクターキリコの虚実」………………………同免木誠
5.「スポーツにみる人間の攻撃性について」………今井拓哉
6.「デジタル機器の発達と音楽著作権問題」………徳留康矩
7.「ペットブーム論…」……………………………菅谷美和
8.「ファッション・ブランドに魅せられる人々」………津田早
9.「ドラえもん論」…………………………………増田奈保子
10.「韓国の大衆文化と日本」 ……………………八卷瞳

2004年1月12日月曜日

2003年度卒論集「教授!話が違います!!」


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今年のゼミ生は12名。去年の19名より7名減で、その分、忙しい思いも軽減されました。もっとも今年のゼミ生は去年と違ってコンパ好き。研究室でもリラックス(しすぎ)で、にぎやかなものでした。どうしてこんなに違うものか、長年教師をしていても理解できない不思議な現象です。
・そんな快活さが功を奏したのか、就職状況も去年とは違って好調で、9人が内定、未定の3人もこだわった末の結果で、それなりに納得しているようです。中でも特筆すべきは女子学生。5名全員が就職先を決めました。学部全体での女子学生の内定率は5割以下ですから、これは快挙といってもいいでしょう。
・ところで卒論ですが、なかなか個性的なものが出そろいました。着々と書き上げた人、最後で馬力をかけた人、こだわりにこだわった人。もちろん、やっと形になったという人も数名います。なお各論文についてのコメントは卒論集のできあがる3月にあらためて掲載します。

1) 「SFとファンタジー 」……………………………………………四宮 響
2) 「サービスという名のコミュニケーション」………………新井さやか
3) 「キャップの下のジャップ」………………………………………渡辺賢
4) 「マンガと暴力、性描写を弁護する」………………………島田健太郎
5) 「アメリカ合衆国におけるサッカーの存在」…………………八巻貴洋
6) 「Jリーグ百年構想 」……………………………………………斉藤大樹
7) 「街の色とわたしたちの生活」…………………………………松井優子
8) 「香りの好み〜組み込まれるにおいたち〜」………………坪井真沙美
9) 「情報時代の表現の自由」………………………………………金子拓人
10) 「こんなにすごいぞ 昭和30年代 」………………………篠原悠里子
11) 「子どものペット化現象について」 ………………………… 池田恵美
12) 「笑いのメカニズム」 ………………………………………… 許斐勇人

2003年1月6日月曜日

2002年度卒論集『ディスコミゼミのこだわりの品々』

 

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1.「孤独な私たち」………………………………佐々木佑介
2.「村上龍論」……………………………………小田尚貴 
3.「村上春樹と"僕"」……………………………石川安那 
4.「エレベーターの空間と心理」………………太田成一 
5.「宮崎勤に見る多重人格障害」………………野口奈穂 
6.「ストーカー論」………………………………熊岡佐江子
7.「松本サリン事件報道について」……………細入ゆり子
8.「コレクター論」………………………………冨田桂子 
9.「フードサービスの現状と問題点」…………岩崎良佑 
10.「ファッション」 ……………………………鈴木利尚 
11.「インディーズ音楽について」 ……………江間千華子
12.「RADIO MAGIC」 …………………………岩本ちか菜
13.「日本の中のマイノリティ」…………………石戸谷聡子
14.「フェミニズムについて」……………………本多奈七子
15.「福祉社会のあり方を考える」 ……………百田岳大 
16.「言葉について」 ……………………………川原温子 
17.「夢…日常の世界」 …………………………小野正雪 
18.「宮崎駿論」……………………………………島田喜美子
19.「ディズニーランドの魅力」 ………………磯部利沙 

2002年2月10日日曜日

2001年度卒論集「有害図書」


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1.「映画の魅力〜羨望の利用と羨望への欲求」 星野まこと
2.「虫と人心」 若林菜津子
3.「音における人びとの空間意識」 関田夕香
4.「買い物の文化 」松下かな恵
5.「北の国から」 床島恵美
6.「日本社会に対する違和感—ダブルの視点から—」 槌矢裕子
7.「ゴルフの存在」 尾山智洋
8.「若者のコミュニケーション」 斉藤優子
9.「占い論」 吉野千鶴
10.「現代日本人文化」 田中一樹

2001年2月26日月曜日

2000年度卒論集『意外とイイ』

 

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「アメリカの死刑制度」井原通仁
「アメリカの対抗文化の始まりとビートニクについて」木倉正美
「現代日本の『化粧』」佐々木理恵
「吉本ばなな論〜克服から成長へ〜」丸田幸一
「読売巨人軍を暴け〜さようなら巨人軍〜」堀舞里子
「外国映画、字幕で見るか、吹き替えで見るか」岡澤好江
「ウェールズ音楽論」楠見学
「変わりゆく人間関係」徳井一仁
「『三国志』と日本における人気の秘密」石見大介
「メディアに見る少年法・少年犯罪とその危うさ」椚正嘉

「ポピュラー音楽におけるメディアの役割」角知洋
「新宿の時代〜60,70年代日本のユースカルチャー〜」平本芙美
「リカちゃん人形から見る日本の社会」島田理沙
「ガゼルパンチ」井上理恵
「地上波デジタル放送」坂巻哲也
「社会における笑いの効用〜お笑い論〜」間野杏梨
「クラシック論−歴史と現代コンサートホール−」松本容子
「グリム童話について 3つの時代背景と子供に与える影響」村上理恵