・6月の末に泊まりがけで八ヶ岳周辺を歩いた。梅雨なのにご覧の通りの天気で、1日目は美しの森から牧場を横切って天女山までを周回した。12kmほどで4時間の歩きだった。2日目は清里のスキー場からリフトに乗って、そこから牛首山まで3kmほどで400mほどの登りを2時間ほど歩いた。いつかは八ヶ岳そのものに泊まりがけで登りたいと思っているが、まずは周辺からという行程だった。
・7月に入ると天気が悪くて、山歩きの計画を立てにくくなってしまったが、その代わりに、自転車に乗った。薪割りが済んだ5月の中旬から乗り始めて、歩かない週は2〜3回、河口湖や西湖を走ってきた。もう乗り始めて7年になる自転車で、ドッペルギャンガーの折りたたみできるクロスバイクで、3万円ほどだったが、パンクもせずによく走ってくれている。ただし、あちこちガタがきているから、そろそろ新しい自転車に乗り換えようと思っている。
・ネットで調べると、今さらながらにバイクの値段の違いに驚いてしまう。その差は主にフレームの素材にある。僕が乗っているのはスチール製で14kgもあるが、これがアルミだと10kg前後になって、さらにカーボンだと7とか6kgになってしまう。半分の軽さだったらもっとスピードも出るだろうし、坂道を登るのも楽なんだろうと思う。ただし値段はアルミだと10万円、カーボンだと20万円を超えてしまう。体力の維持のために乗っているのに、軽い自転車は求めるのは矛盾しているから、次もやっぱりスチール製でいいかと考えている。
・自転車で走るのは河口湖と西湖で、河口湖だと我が家からは20km、西湖は23kmほどで、両方を巡ると33kmを超える。この距離をそれぞれ1時間弱、1時間10分、そして1時間40分かけて走るのだが、どのコースにするかは体調や日差し、そして風向きなどで変えている。事前にと言うよりは走り始めて決めることが多い。調子が悪い時や風が強い時には河口湖大橋でショートカットすると、18kmほどになって50分程度に短縮できる。
・一番きついのは河口湖から西湖に向かう登り坂で、高低差が140mあってヘアピンカーブになっているから、ハーハー息をして、心臓もバクバクしてしまう。西湖を周回した帰りは、ブレーキをかけながらも50kmを超えるスピードが出るから、楽というよりは転ばないように気を遣う。
・その日の走りはSUUNTで記録して、帰ったらパソコンにつないでチェックをする。平均時速が20kmを切らないことが走る目安だが、最近心拍数や消費カロリーを計測できるバンドを買った。みぞおちあたりにつけておくと、走っている時でも、心拍数が時計に表示できる優れものである。数字フェチとしては、時間や平均速度だけでなく、心拍数もわかると、むやみにがんばる気も制御できるから、走る楽しみが増えたというものである。
・そんなわけで、7月は一日おきぐらいに自転車を走らせた。がんばったのは夏の旅行を考えて体力作りをするためだった。このブログを更新した今日はロンドンにいて、これからパリに向かう。これから4週間、自転車には乗れないが、元気に旅が続けられますように。