珈琲をもう一杯
森の暇人のブログ
1998年2月27日金曜日
北山の春
大津市坂下
京都の大原から通称鯖街道を北上してトンネルをいくつか抜けると坂下という小さな集落がある。そこに住んでいる陶芸家の筒井さんを訪ねた。両側に山が迫る谷間で、いつもならまだ雪に覆われている時期なのに、今年はもう春の気配。安曇川の川辺にはネコヤナギが綿帽子をいっぱいつけていた。
彼の住む家の近くにある家はすべてが空き家。みんな京都市内に移り住んでしまったそうだ。以前は狭くてクルマのすれ違いも難しい道だったが、今ではトンネルができて様変わり。しかし、村人はかえって住み慣れた土地から離れ、工事のために蛍も魚もいなくなったそうである。とは言え、猿や鹿や狸が出没する里であることは変わらないようだ。彼はここに独りで住んでいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿
unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
目次 2025
12月 22日 国会議員の定数より歳費の削減を! 15日 鉄道旅に見る中国の変容 8日 紅葉が終わった 1日 工藤保則『野暮は承知の落語家論』青弓社 11月 24日 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 17日 仕事を辞めて8年も経った? 10日 ドジャース...
沢木耕太郎『暦のしずく』 朝日新聞出版
・ 沢木耕太郎の作品は一昨年に 『天路の旅人』 を紹介した。戦中に満州からチベットのラサまで歩いた西川一三の話で、その取材の仕方や描こうとする対象へのいつもながらの真摯な姿勢に感心した。それから3年経って、今度は時代小説である。彼にとっては時代小説はもちろん、小説を書くこと自...
石破が辞めてどうなるのか
・ 石破首相が自民党総裁の辞任を決めた。総裁選の前倒しが決まったり、それを受けて衆議院の解散に打って出れば、自民党が分断され、国政も混乱するといった菅や小泉の忠告を受け入れたからだと言われている。僕は総裁選の前倒しが賛成多数になるかどうかわからないし、多数になったら衆議院...
0 件のコメント:
コメントを投稿
unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。