・去年と違って今年は春が早かったが、5月になると、まるで夏のような陽気になった。だから森の植物の活動は早く、勢いも去年とはまったく違っている。近くを散歩して見つけるのは、もうおなじみの花や木ばかりだが、去年の印象が薄かっただけに、今年はまたあらためて新鮮に感じられる。
↑左から、富士紅空木(うつぎ)、山ツツジ、サルスベリ
↓上段左から、藤、都忘れ、すずらん、下段左たらの芽、右タンポポ
・この時期にはまた、薪にする木を探さなければならないのだが、3月に西湖の湖岸で見つけた後、連休前に河口湖でも見つけた。西湖は道路工事、河口湖は造成による伐採だ。これで、次の冬の分は確保できた。
・連休後に、二カ所から家の木を切ったので持って帰ってくれないかという連絡がはいった。二件とも東京の三多摩で、大学の帰りに車に積んで運んだ。東京から木を運ぶのはおかしなものだが、どちらも落ち葉が近所迷惑になるからという理由だった。落ち葉や虫を嫌ったのでは、東京からはますます緑がなくなってしまう。ガーデニング・ブームで気に入った木を植える家が増えているとはいえ、狭い庭では大木になったら手入れもままならなくなってしまう。引き受けた木は、それなりに存在感があったのかもしれないが、わが家に運んで材木置き場に積んだら、ほんのわずか。燃やしたら一週間がやっとといった程度のものだった。
・屋根裏のムササビは健在だが、別荘の住人が犬や猫を連れてくると、落ち着かなくなる。夜な夜な台所にやってくるヒメネズミは最近見かけない。森の食べ物が豊富になったのかもしれない。もっとも、昼日中に庭で見かけた。日なたのせいか灰色が濃い。目がカワイイのだが、残念ながら後ろ姿だけ。
・暖かくなって、日中は外に出てベランダで過ごしはじめた。野鳥の鳴き声がにぎやかなのだが、シャッター・チャンスをつかまえるのは難しい。
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。