・年末からの寒波で元日は猛烈な風が吹きました。届いた年賀状には「そちらは雪ですか?」と書かれたものが多かったのですが、残念ながら、この冬は、ちらっとも降っていません。ただし、真っ青な空を背景にした富士山にはたっぷりと雪が積もっています。美しいけれども、猛烈な風と寒さで、人を寄せつけない山であることは、昨年暮れの片山右京の遭難で改めて実感しました。冬の富士山はまわりから眺めるのが一番!秋からの山歩きでそのことを改めて実感しました。上の画像は朝霧高原の長者岳から見た富士山です。大沢崩れが進行ししている様子がよくわかりました。
・富士山は少し移動するだけで、その姿を変えます。上の画像の左上は富士山の北にある節刀岳、右上はそこへ行く途中の金山から取ったものです。左下は北西の精進湖と本栖湖の間にあるパノラマ台、ちなみに長者岳は富士山の真西にあたります。右下は富士山の東に位置する須走からの画像です。雪は強風で西から東に吹き飛ばされ、ちょうどこのあたりに吹きだまります。
・下の画像は富士山の南側から撮ったものです。江戸時代に噴火した宝永火山が間近に見えますが、右下は愛鷹連山の富士見峠からで、この景色は50 銭紙幣に使われました。最後は、愛鷹連山の最高峰である越前岳から眺めた駿河湾で、眼下の富士市の向こうに清水の三保の松原がよく見えました。
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。