2010年1月25日月曜日

今年の卒論(2009年度)

 

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・今年のゼミ生は昨年同様15名、しかし男子学生が6名いましたから、雰囲気はだいぶ違いました。突然訪れた就職氷河期に悪戦苦闘した学生も多かったようです。ほぼ就職が決まって一安心でしたが、その分、卒論の進み具合の遅れが気になりました。何せ今年の学生は「ゆとり世代」の第一期なのです。

・で、今年の卒論集の題名は「卒論氷河期」。命名者は櫻井美央さんです。あまりに進まないのに腹を立てて、「卒論集は今年でやめる!」とおどしたせいかもしれません。ただ、その甲斐あってか、力作が何本か出ましたし、どうしようもないのもなかったと言えます。何しろ叱られることになれていない学生ばかりですから、だいぶ堪えた学生が多かったようです。ですから最後に一度だけ、ご苦労さんとほめてあげたいと思います。なお、この号の表紙は尾川君が書いたものです。パイプを加えた僕は、実物よりだいぶ格好良くて、気をつかわせてしまった気がします。


1. 音楽と模倣‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥村尾 慎太郎
2. 読書推進運動の光と影‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥高橋 沙織
3. 宮崎駿の理想と現代の子供たち‥‥‥‥‥‥‥‥‥飯村 理代
4. 高校野球の応援史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥櫻井 美央
5. 保育の現場から‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥田中 成美
6. メ論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥尾川 貴幸
7. 女性とシンデレラストーリー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥倉田 萌未
8. 「がんばる」ということ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥松本 彩乃
9. 腐女子について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥鈴木 梓
10.ふたご論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥張ヶ谷 里美
11.四国・九州アイランドリーグから見えた地域メディアの存在‥‥‥‥秋元 俊哉
12.日本のクラブ・カルチャーと風営法‥‥‥‥‥‥溝呂木 和彦
13.現代ボランティア‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥石川 佳奈
14.現代家族の形態‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小野寺 啓太
15.週刊少年誌の可能性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥池田 慎矢

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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。