・もうすぐ、新しい本が出版されます。タイトルは『コミュニケーション・スタディーズ』で、大学での「コミュニケーション論」のテキストとして作りました。大学の授業は年間30回と決められています。祭日や大学の行事などで休講になることもありますし、試験などもありますが、年間の講義回数にあわせて、28の章と4つの補論で構成してあります。
・大学の授業は自分で勉強するためのヒントを得る場だと言えるでしょう。つまり、勉強はあくまで自主的にやるものなのですが、そう考える学生が少なくなってきたのが現状です。それを改善するためには、予習、復習を義務づけて、理解度を深め、興味や関心にしたがって自発的に勉強するための教材が不可欠で、数年前から、その作成を続けてきました。
・作成には、僕の研究室に集まる若手の研究者たちが参加しています。大学生たちにとって「コミュニケーション」に関わる身近な話題は何か、そこからどのようにして、理論や歴史、そして異なる社会や人間関係への興味を引き出していくか。そんな課題を掲げて2年近くを費やした成果です。もちろん、教科書としてだけではなく、コミュニケーションについて興味がある人にとっても有益で読みやすい内容になっていると思います。詳しくは『コミュニケーション・スタディーズ』をご覧ください。
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。