・今年の4年生は16名で、女子が12名、男子が4名でした。女子学生の数的優位は毎年のことですが、それは卒論の中身についても言えることです。年々、学生達の卒論に対する姿勢が消極的になっていて、ここ数年、毎年のように、この「卒論集」を出すのをやめようかと思い続けてきましたが、今年は久しぶりに、やる気のある学生が多かったと思います。もっとも、そんな気になったのは、秋風が吹き始めた頃からでしたし、コピペの安直さはもちろん、それが著作権侵害にあたることさえ自覚しない学生を叱って書き直しをさせることは、例年以上に多かったと言えます。
・この「卒論集」は例年、その年の最優秀論文を巻頭においてきました。しかし今年は学籍番号順にしてあります。その理由は、印刷製本を大学の管財課に頼むために、例年とは違って版下の完成までに論文提出後1週間しかなかったことにあります。ですから、レイアウトや校正作業も、提出前からやらなければなりませんでした。もう一つの理由は、甲乙つけがたいできの論文がいくつかあって、どれを巻頭におくか決めかねたことにあります。これはうれしい悩みでしたが、飛び抜けた傑作がなかったということでもあります。
コミュニティーラジオとはなにか?……杉山晴菜
青梅の町おこし「昭和レトロとエコミュージアム」「梅の里の再生計画」…國井一生
日本人にとっての英語の位置づけ…岩松恵莉菜
女性と飲酒…………………………………藤井環妃
店と客、相互から見た現代における日本の接客…塚田 桃子
理想とわたし………………………………小俣享子
生活保護について考える………………佐々木大輔
遅刻と時間………………………………加藤美奈子
大学駅伝と駅伝強化………………………吉崎竜星
紙の本は消えるのか………………………飯田美優
日本の“恥”文化……………………………柳谷さりあ
二次創作と著作権…………………………大竹沙紀
シュルレアリスムと自動記述の実践…岡本史也
日本語の変化と若者言葉…………………西里春留
「小さな世界」で生きる若者達……………尾辻彩花
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。