火野正平が自転車で全国各地を走る番組のなかで
下り坂を突っ走りながら
「人生下り坂最高!」と叫んだ時に
「そうだ!」と同調してしまいました
登りがあれば降りがある
当たり前の話ですが
自転車は降りが楽しいのです
それは山歩きをしていても同様です
そして人生だって、下り坂の方がおもしろくて楽しい
そんなことを負け惜しみではなく実感し始めてきた自分を感じます
仕事からリタイアするのはまだ数年先ですが
そろそろ準備をし始めよう
今年の目標をそんなところに決めました
思えば日本だって、そんなサイクルにあるはずです
何と言っても戦後の日本は団塊の世代と共に成長し、成熟してきたのです
であれば、さらに経済成長などではなく
下り坂をどううまく乗りこなしていくか
国の指導者にはそんな哲学が必要ではないでしょうか
ところが
10年、20年先を見通して現在の政策を考える
そんな主張をする政治家は皆無です
多額の借金を抱えた財政や処分できない放射能のゴミ
広がるばかりの貧富の格差等々……
子孫に残してしまう負債は増えるばかりです
そして、そのことを見ないようにしようとする
そんな空気が蔓延しています
戦前回帰の首相の政策と併せて
何とも行きにくい時代になったと実感しています
こんな空気はどうしたら払拭できるのか
絶望的ですが、一縷の可能性を見つけ出したいものだと思います
今年もよろしくお願いします
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。