11月
17日 仕事を辞めて8年も経った?
10日 ドジャース中心の生活が終わった
3日 トランプ来日報道の愚かさ
10月
27日 冬の支度を始めようか
20日 霧の穂高
6日 CDがカビだらけ
9月
29日 世界陸上と日本人ファースト
22日 WBCはテレビでは見られない?
15日 石破が辞めてどうなるのか
8日 収穫の秋?
8月
18日 避暑地の暑さ対策
11日 石破辞めるなにちょっとだけ賛成!
4日 暑い! 暑い!!
7月
21日 差別が大手を振る世界になった
14日 ブライアン・ウィルソンについて
7日 加湿と除湿
6月
30日 大相撲について気になること
23日 丸太富士と野鳥の巣箱
9日 プログレを聴きながら
26日 観光客はありがた迷惑です
19日 米の値段について
12日 庭の野花と野菜畑
4月
28日 あまりにお粗末な万博について
21日 補聴器で音楽を聴く
14日 広告は神話にすぎないのでは?
7日 MLBが始まった!
3月
31日 冬の仕事がんばった!!
24日 吉見俊哉『東京裏返し』集英社新書
17日 無理が通れば道理が引っ込む
10日 『名もなき者』(A complete unknown)
3日 ネットの変貌
2月
24日 喜寿を身体で実感する
17日 松を片づける
10日 マリアンヌ・フェイスフルについて
1月
20日 民放テレビの終わりの始まり
13日 MLBのストーブリーグについて
6日 この冬は寒い

・ところで彼岸までは猛烈に暑かったのに、10月になると秋らしいというよりは、もう冬かという日が何度かあった。それが夏のぶり返しのような日と交互にやって来るから、身体には良くないと思う。おまけに雨の日が多い。そんな冷たい雨が降る翌日に富士山が初冠雪の姿を現した。例年より3週間も遅いそうだが、去年よりは1ヶ月も早かった。
・そんなわけで、灯油を買いに出かけた。18Lを6缶で108Lだが、これでは空にしたファンヒーターと工房の床暖、それに給湯に入れたらお終いで、続けてもう一回買うことになった。寒い日にはアラジンストーブをつけ、夜はファンヒーターをセーブ運転にしている。これでまあまあ温かいが、最低気温が零度近くまで下がったら、薪ストーブも燃やそうと思っている。去年よりは一ヶ月も早いが、ちょっと前までは10月の後半には燃やしはじめていた。暑い日が長くなって、すぐに寒くなるのでは、秋がますます短くなってしまう。
・それは生き物にも言えるのだろうか。秋口になって屋根の軒に蜂が巣を作りはじめて、あっという間にご覧のような大きなものになった。ところが寒くなったら、しきりに飛び交っていた蜂が見えなくなった。春からならともかく、こんな時期に一体何のために巣作りをしたのだろうか。最近の気候変動は生き物にとっても予測しがたいものなのかもしれない。
・一昨年は上高地に行ったので、今回は乗鞍に行くことにした。道はマイカー禁止でバスで行くのだが、乗り場には上の畳平は濃霧で強風とあった。乗客は僕らともう二人だけ。行っても何も見えないとは言え、ひょっとしたら急に霧が晴れるかもと期待して、行くことにした。しかし、徐々に霧が濃くなり、畳平は雨が降って風も強く、とても歩ける状況ではなかった。仕方なく待合所にいてすぐにバスで下山した。





・帰りはいつものように八ケ岳の農場に寄って野菜を買った。まさに収穫を感謝するかのように、大小のカボチャが並んでいた。それにしても上高地から松本に行く158号線はいつ走っても怖い。暗くて狭いトンネルでのバスとのすれ違いなどヒヤヒヤものだ。何しろバスやダンプはセンターラインをはみ出して来るのである。そんなわけで、久しぶりの長距離運転は心底くたびれた。
・田村紀雄さんから今年も著書が届いた。もう90歳を超えているのにまだ研究生活を続けている。退職と同時に辞めてしまった僕とは雲泥の差である。せめてこの欄で紹介ぐらいはしなければいけない。そんなふうに思ってからもう何冊目になるのだろうか。三冊、四冊、五冊?いやいや恐縮するばかりである。
・CDを買わなくなってもうずいぶんになる。と言ってダウンロードしているわけでもない。要するに、聴きたい音楽がほとんどなくなったのである。これまで良く聴いてきたミュージシャンの中には、亡くなってしまった人がかなりいるし、引退同然の人も多い。それに新しい人を探してなどといった気持ちもなくなっている。だからこのコラムに書くこともなくて困っているのである。