2006年3月28日火曜日

森にも春が来た

 

forest50-3.jpg・昼の気温が10度を越えるようになって、毎日、午後の2時間ほどを外で過ごすようになった。やるべきことはまず、薪割り。この冬は10月後半からストーブを使い始め、12月からは一日中つけっぱなしにしたから、薪の消費量は例年の5割増しにもなった。いつまでも暖かい秋が、一気に真冬になり、それが1月中旬まで続いた。それに、灯油の価格も5割増しで、例年通りのペースで使うと毎週1万円近くになってしまう。最後まで持つかどうか心配だったが、家の暖房は薪中心で行くことにした。いつもより多めに乾燥させておいたのが正解だった。
・で、燃やしたら、乾燥させるための棚に薪を補充する。これを春先にやっておかないと、十分に乾いた木にならない。毎年の春休みの日課である。割って乾かす木は今年も十分にある。東京の植木屋さんが提供してくれた木を、去年の夏から大学の帰りに車に積んで、何度も運んだからだ。スバルのワゴンは足腰が丈夫で荷台も広い。しかし、高速道路を走るから屋根までいっぱいではなく、バックミラーが使えるほどにして積んだ。すでに15万キロを走っているが、快調に走ってくれる。20万キロまでは働いてもらおうと思っているが、壊れなければ、25万でも30万キロでも乗るつもりだ。

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forest50-4.jpg・木が豊富であることと、スプーンや孫の手、あるいは表札などをつくる木工にちょっと飽きたこともあって、今年は外に何か作ろうと思った。入り口に門柱を立て、門番をおく。とは言っても、追い払うためのではなく歓迎のためのもの。材料は白樺で、門柱は穴を掘って左右に2本ずつさしただけだが、なかなかいい感じになった。その脇には、あちこちで見かけたものをまねて、まず2匹こしらえた。チェーンソーで切って、釘で打ちつけるだけの、ごく簡単なものである。鹿か山羊のつもりだったが、できあがってみるとどう見ても犬。で、角を生やしたのは一匹だけにした。ついでに、去年バルコニーを作りかえたときに外した柱をつかって茶色の犬をもう一匹。しかし、これは子馬にみえてしまう。

forest50-6.jpg・パートナーが工房の入り口に「かわいい犬」が欲しいというので、こんどは最初から、犬のつもりで作った。耳も尻尾もつけたから、一番それらしいが、どれも感じが出ていてなかなかいい。こんな調子でいくと、春休み中にもう4,5匹増えてしまうかもしれない。
・実は本当は、生きた犬が欲しい。茶色か黒のラブラドール。パートナーからムササビがいるから駄目と言われてきたが、そのムササビが最近やかましかったり、複数になったりして、手に負えなくなったらと心配になりはじめてきた。後は、留守をするときにどうするか、という問題が残っている。長期の旅行はしばらくしないつもりだから、何とか説得したいのだが、生き物を飼ったことがない人を説得するのは、何ともむずかしい。

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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。