・夏には東北旅行というのが2年続いて、今年もと計画した。しかし、いつまで経っても梅雨明けしないので2週間遅らせることにした。どうせ行くなら雨ではなく天気がよくなってからと思ったのだが、とんでもない間違いだった。暑くて何もできなかったからだ。4泊5日の予定を1日切り上げて帰って来た。
・今回はあちこち行かずに猪苗代の磐梯山の麓で過ごす予定だった。磐梯山には5年前に登った。(↑)パートナーが脳梗塞で倒れる前で、最後に登った山らしい山だった。9月だったせいもあるが。天気がよくて頂上からの眺めも素晴らしかった。山登りのベテランの義兄と一緒だったが、今回はその義兄の別荘を借りての滞在だった。
・東北に行く時にはいつも関越道を使っている。今回もそうで、まだひんやり涼しかった河口湖を出発すると、外気がみるみる上がって圏央道に入る頃には30度を超え、谷川岳下の関越トンネルを過ぎて新潟に入ると、34度、35度とみるみる上がった。PAによるとどかっとした感じでまるでサウナ風呂に入った時みたいだった。新潟から阿賀野川沿いに会津まで走ったが温度は下がらない。600Mほどの高地なのに別荘も33度で、しばらく使っていなかったせいか、家の中は猛烈な暑さで、かび臭かった。暗くなった頃にはさすがに涼しくなったが、早くも、夏ばて状態になった。
・とは言え、少し歩こうと、安達太良山の麓にある自然植生観察園「万葉の里」と近くの「不動滝」に行った。真っ黒い岩石の滝で、水しぶきがかかって、ここは涼しかった。あとは裏磐梯の檜原湖をまわり、磐梯山をぐるっと一周した、もっていった自転車にはとても乗る気にならなかった。
・猪苗代は2泊で切り上げて那須で一泊。帰りにいきたいと思っていた足尾の銅山跡に立ち寄って、帰宅した。精錬所から出る亜硫酸ガスではげ山となった所が、今は植林活動で鬱蒼とした森になっていた。田中正造に関連した場所が見つからなかったのは残念だった。世界遺産登録を目指しているようだが、さてどうか。山の緑を復活させただけではなく、日本の反公害運動の原点であることに、もっと注力すべきだと思った。
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。