2005年4月26日火曜日

富士と桜





今年の桜は平年通りだったようだが、去年が早すぎたから、東京の桜はずいぶん遅れているように感じた。しかし、河口湖は意外に早く4月の中旬から咲き始めた。その後、寒さが戻って、夜明けに零下になる日もあったから、いつもより長く咲いている。ソメイヨシノ、富士桜、大島桜とそれぞれに、花の大きさも色も違うし、葉の出方も異なるから多様でおもしろい。




いつも通り、庭の春は蕗の薹からはじまる。雪がまだ残る庭の日だまりにしっかり芽を出してくる。それを摘んで苦みを天ぷらで味わう。もう少ししたら蕗のしぐれ煮だ。雪が消え、まだ茶色の庭にいち早く出るのは片栗。大きな二枚の葉っぱが地面から直接生えると、真ん中から紫の花がにょっきり顔を出す。今年は去年よりもだいぶ増えて20ほどの花が咲いた。2から4,4から8、8から12,そして今年は12から20。来年は30!となったら、もうしっかり群生地だ。片栗が消えると次々に草花が出てくる。踏まれても強いのがスミレ。小さいがきれいな青い花だ。


  

日時:2005年4月26日

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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。