2023年9月4日月曜日

いろいろあった8月

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暑い、暑い東北旅行から帰ってほっと一息ついた。台風などで雨が多かったが、その分気温は低くて、旅の疲れを癒やすことができた。もう夏にはどこかに出かけるのはやめよう。何度かそんな思いをしたが、今度こそは身にしみてわかった。逆にここを訪れる人たちは、猛暑から解放されて楽しんでいるようだ。天気が良ければ早朝に自転車に乗ることにしているが、レンタルに乗った外国人が大勢いる。ロードバイクを走らせる人もいつもより多い。夏は富士山が隠れることが多いが、涼しさだけでも、来た甲斐があったと思うだろう。

forest194-2.jpg それほど強い風が吹いたわけでもないが、家の近くの大木が道を塞ぐように倒れた。町役場から来た人がチェーンソーで切って片づけていたので、木が欲しいから後は僕がやると言うと、それは好都合という返事だった。トラックを用意してどこかに捨てる手間が省けたのだから、それはそうだろう。こちらも原木が手に入らなくて困っていたから、少しでもあれば大助かりだ。

forest194-3.jpg と言うわけで、一輪車に乗せて運べる大きさに切り、家まで運んだのだが、いったい何往復しただろうか。持ち上げるのもやっとなものを、傾斜のある100m近い道を運んだのである。手が震え、足がなまり、汗が噴きだした。カエデの大木は根腐れして倒れたのだが、その根っこの部分は相当の太さだった。チェーンソーを動かしたのは久しぶりだったが、夏場だからすぐにエンジンがかかった。これを薪にして乾すのだが、もう少し涼しくなってからにすることにした。

forest194-4.jpg最初に作った陶器は毎日の食卓に乗っているが、二度目のは机の上において、物入れにしている。今まではガムの容器を使っていたのだが、これからもいくつも作っていこうと思っている。粘土遊びもだいぶうまくなってきて、ちょっと大きな器もできるようになった。土の種類によって色や粘り、それに手触りが違うし、焼いた跡の感じもだいぶ違っている。そんなことが新しい発見として面白くなってきた。釉薬のかけ具合で色がでたりでなかったりと、ますますやる気になっている。

そんな毎日を過ごしていたら癌で闘病中の義兄が末期の自宅療養になったという連絡があった。さっそく千葉まで出かけたのだが、やっぱり暑かった。義兄はベッドに寝たままで、こちらの言うことに首を動かすような反応だった。もう長くはないだろうなと思って帰ったが、数日後に亡くなったという電話があった。で、また千葉に出かけた。通夜と葬式は10日後にあって、近親者が久しぶりに集まった。76歳で登山好きの人だったから、もっともっと元気でいて欲しかった。

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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。