珈琲をもう一杯
森の暇人のブログ
1998年7月23日木曜日
四国・四万十川 その1
◆京都→高知(7/23)
夏休みに入ってすぐの、3泊4日のドライブ小旅行。四万十川でのキャンプが第一の目的である。1日目のコースは明石大橋を渡って淡路島から鳴門、徳島から室戸岬を経由して高知まで。
朝早かったせいもあるが、山陽自動車道から明石大橋への連絡道路にはほとんど車がない。橋を渡るときも写真の通り、がら空きの状態。走っていて気持ちがいいし、形もいい。けれどもやっぱり、通行料が高すぎる。茨木インターから徳島まで8900円だった。
四国に入ると朝の交通渋滞。徳島から阿南まで1時間もかかった。阿南市には今年卒業した宇都宮さんがいる。市役所の市民生活課で働いているので訪ねたのだが、あいにく外出中だった。来たことを書き置きして案内係の人に渡す。市役所の入り口には七夕の大きな飾り。
ぼくは四国は2回目だが、高知県ははじめてだ。地図で海岸沿いを走ることに決めたが、実際には室戸岬までの道路からは海岸はあまり見られなかった。急な山や断崖が続くからだが、ぼくは四国の東側がこんなに険しい地形だとは思っていなかった。四国というとどうしても瀬戸内の景色が頭に浮かぶ。南側はずいぶんちがうな、という感じが早くもし始めた。
ところで、ぼくの乗る車はレガシー・ツーリングワゴン。初代のモデルですでに8年目、もうすぐ10万キロを越える。ずいぶんあちこち壊れてなおしたが、エンジンは相変わらず快調だ。今年3代目のニュー・モデルが登場して、ぼくはランカスターが気に入った。営業の鶴見君が車の様子を聞きに来ながら、それとなく買い換えを勧めるが、ぼくは乗りつぶす主義だから、エンジンがだめにならない限り乗り続けるつもりだ。
朝6時に出発して、室戸岬に着いたのは12時半。さっそく鰹のたたき定食を食べた。おいしかったが、生ニンニクのうすぎりがごっそり入っているのにはびっくりした。香川の出身の同僚の原田さんが、高知は生ニンニク食べるから四国じゃないと言っていたことを思い出した。実は同僚には高知出身の山本さんもいて、高知までは車で5時間ぐらいと聞いていたのだが、この分では8時間はたっぷりかかりそうだ。いったい彼はどんな運転をして高知まで5時間で行くんだろうか?
室戸岬の灯台は小高い丘の上にあった。道路は岬の先端部分をUターンするように走っている。山本さんに岬を越えると日差しが違うと聞いていたが、これは本当で、車のガラスを通してもじりじりとする。エアコンなど関係なく、Tシャツの背中が汗で濡れる。途中安芸市を通る。タイガース・タウンなどという看板は無視して、一路、高知市へ。
高知市内に入るとまず目についたのがチンチン電車。行き先が「ごめん」となっている。出会う早々謝られては、遅くてじゃまだなどとはいえない。ホテルにチェック・インして、さっそく、おいしそうな居酒屋探しに向かった。決めたところは『一本釣』、「さえずり」(鯨の舌)などという珍味を口にした。
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