・いよいよ今週末から、東京経済大学で「カルチュラル・タイフーン2013」が開かれます。12日は東経大が主催する学術シンポジウム「(アンチ・)デジタル時代におけるカルチュラル・スタディーズと人文学」で、17:00から6号館7階の大会議室で開催されます。デジタル化の波、就職難といった状況が大学における教育をどう変えてしまったのか。本学コミュニケーション学部所属の西垣通(「デジタル時代における身体と知の変容」)、深山直子(「<先住民>にとって知識とは何か」)、そして首都大学東京の西山雄二(「人文学と制度」)の各氏による報告と、中京大学の大内裕和、東京外国語大学の岩崎稔の両氏のコメントによって展開される議論にご参加ください。終了後に懇親会を予定しています。参加費は無料です。
・13日、14日は「カルチュラル・タイフーン」の本大会で、特別企画、パネル、ブース、そしてシネマタイフーンなどの企画が盛り込まれています。
・「復興」への違和感、そして直視すべき問題
・「NEXT WAVE CULTURE-ポスト資本主義下の実践カルチュラル・スタディーズ
・文化と政治――音楽が鳴り止むとき
・抗うアジアの表現と情動 ―― オルタナティヴな<記憶-歴史>を想像する
・たまスタディーズ:国立編
・パネルは総数が27で、内容も「若者」「ジェンダー」「メディア」「スポーツ」「音楽」「文学」「移民」「沖縄」「東アジア」「多摩」「ポスト資本主義」「サブカル」等々と多岐に渡って行われます
・その他、ブース/グループワーク、シネマタイフーンがあり、演劇やパフォーマンス、ディスカッション、そして伝統工芸やものづくりのワークショップ、あるいは写真等の展示が行われます。シネマタイフーンは福島原発事故のドキュメントを中心に上映され、最後にディスカッションが予定されています。
・このようにカルチュラル・タイフーンは多様な発表を行う場として、すでに10年以上続いてきました。半年以上の準備期間のなかで、院生や学部生、そして一般の人たちが自発的に参加して協力してきたという面もふくめて、一般的な学会とは大きく性格を異にするイベントだと言えます。多くの方々の参加を希望します。
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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。