2008年9月15日月曜日

自転車に乗って

 

forest70-3.jpg・去年買った折り畳みの自転車に乗って、この夏は河口湖を10周以上した。1周は20kmほどだが、我が家からだと25kmほどある。最初は、1時間20分ほどかかり、汗だくでバテバテだったのだが、毎回数分ずつ短縮して5回目ぐらいに1時間を切った。
・湖の周回道路はほとんどフラットだが、その日の風向きによって、しんどさはずいぶん違う。けれども、回を重ねるごとに脚力が増してくるのは自覚できた。そうなると、時にのんびり、などという気はなくなってくる。ところが1時間を切ったところで、飽きが来た。で、西湖まで行こうという気になった。

forest70-4.jpg・河口湖と西湖は標高差が100m近くあって、ふたつをつなぐ道は一気に上がる急坂になっている。それを途中までがんばって漕ぎ、急カーブするあたりからは引いて登ったのだが、西湖に行き着く前にくたびれてしまって引き返した。
・で、次の日に、西湖まで車で行って1周することにした。西湖の面積は河口湖の半分以下だから、1周しても30分とかからない。ところが、のんびり走っていると、ものすごいスピードで疾走する自転車の選手たちに追い越されてしまった。しばらく、懸命になって追いかけたが、車と変わらないスピードで走るから、とてもかなわない。おかげで、あっという間の1周だったが、へとへとだった。

forest70-2.jpg ・河口湖は涼しいから夏バテはない。だから、食欲も落ちない。体を動かす必要があるのだが、薪割りは済んでいるし、今のところ家の修理もこれといって必要ない。汗をかいた後はビールもうまいから、できれば毎日でも自転車に乗ろうと思ったのだが、今年の天気は気まぐれで、午後になると雲が出て、雷が鳴ることが多かった。すぐに土砂降りになることもあったから、出かけられない日のほうが多かった。特に、お盆過ぎは毎日雨で、8月の後半はほとんどダメ。
・9月になって再開すると、風景に変化が見られた。湖畔にコスモスが茂るようになり、花も咲き始めた。そこをかき分けるように進むと、季節の変わり目がよくわかる気がした。

forest70-1.jpg・田んぼの稲穂もたれて、少し黄色くなっている。ススキの原も鬱蒼としてきた。収穫をやめたのか、夏野菜のトマトやキュウリが畑に散乱している。トウモロコシも収穫が終わり、こんにゃくの葉っぱも黄づいている。農家の人たちも、これから忙しくなる。
・僕も9月になってちょくちょく学校に行く用事が出はじめた。そうなると、どうしても、自転車で出かけるのが億劫になる。10周以上したとはいえ、腹のまわりはちっともすっきりしていない、というより、夏前よりかえって大きくなった感じもする。健康診断で「メタボ」などといわれるのはしゃくに障るから、天気がよければ、これからもせいぜいペダルをこごうと思っている。

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unknownさんではなく、何か名前があるとうれしいです。