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・簗農相の更迭で高市政権の支持率も少し下がったようだ。当然だが、この政権を支持する人がまだたくさんいることに不思議な気がしてしまう。高市首相のやっていることはお粗末なことが多いし、危険だと感じることも少なくないからだ。簗農相の更迭に際して、彼女は「ダサい」ということばを使った。農相がしたことの問題は、選挙区で支持しなかった首長のいる市や町の道路予算を国交省に圧力をかけて減額させたことにある。あるいは選挙活動で支持者を無料で用意したバスで運んだことが選挙法に抵触するといった疑いである。しかし「ダサい」というのは、その問題自体に対してではなく、簗農相の答弁に向けたもので、彼女はその「言い訳が格好悪い」と評したのである。 ・前回の衆議院選挙で簗は落選して比例復活している。それを根に持っての選挙区自治体に対する仕打ちだが、選挙中に高市は応援に行って「私の大事なやなちゃん、知恵袋のやなちゃんがいなかったら本当に大変です」とまで言ったが当選できなかった。しかし、よほどのお気に入りだったのか、比例復活なのに農相に抜擢したのである。彼は裏金議員として24年に役職停止6ヶ月の処分を受けている。第二次改造内閣には彼の他にもう一人文科大臣に就任した関 芳弘がいるし、副大臣や政務官には10人も登用しているのである。当然世論もこのような改造内閣には厳しく、毎日新聞の調査では評価するが23%で、しないは39%だったが、おかしなことに政権支持は微増したのである。 ・すでに「高市・トランプとメディアの対応」でも書いたが、高市首相の訪米での行動はお粗末そのものだった。しかし、マスコミはそのことに触れず、むしろかつての日本を敵国にしたことを理由に米中の親密さを強調したことに批判の矛先を向けたのである。第二次大戦中の中国と現在の体制は違うといったものだが、国共合作だったことを無視しているし、日本自体も大戦時と現在は別ものだから関係ないとでも言いたいかのようである。米中接近で高市の台湾有事発言が陳腐化していることは言うまでもないが、彼女はそれを改める気はないようだ。 ・「世界の真ん中で輝く外交」などと大見得を切ったのに醜態を晒したことに懲りたのか、高市首相はオンラインで開催されたG7会議に欠席をした。それが緊急に設定されたことを理由にしているが、その時間に彼女には公務がなく、麻生太郎らと会食をしていたのである。G7会議に出ても末席にいるだけで何も目立たないことは明らかだし、他の出席者のほとんどが英語での発言だから、一人通訳を介してなどはやりたくなかったのかもしれない。自分のイメージを落とすようなことはしないのが、彼女にとっては何よりの優先事項なのである。 ・日本はGDPでインドやイギリスに抜かれて世界で6位になると予測されている。政権の目玉は積極財政でAIや半導体の成長分野ヘの投資を挙げているが、この分野は日本は遅れに遅れていて、投資をしても成果が上がるかは不確かである。あるいは軍需産業への投資も掲げているが、兵器は実践で使われてこそ能力が高められるから、それができないのにどれほど魅力的なものになるのか疑問が投げかけられている。 ・今国会での政権の目玉は食品にかかる消費税を8から1%に下げるというものである。物価高騰の折から消費税が下がれば大きな支持を得られそうだが、実際はそれほどでもないようだ。理由はその財源が明らかにされていないことにある。またこの減税は限定的なもので2年後には元に戻すことになっているのである。軍事費の増額も含めて国債発行に頼る他はないのだが、政権はそのことに全く触れていない。 ・こんなひどい現状なのに高市政権の支持率は微増や微減だったりする。メディアがまともな批判をしないどころか、政権を支えるような発言をしているのが一つの理由だが、多くの人、とりわけ若い人たちには深刻な現実を見つめるのではなく、嘘でも希望を与えてくれそうな人を支持したい。そんな気持ちを感じたりするのは、老人の杞憂なのだろうか。 |
2026年10月19日月曜日
政権支持の不思議
目次 2026
10月
19日政権支持の不思議
9月
14日カー・ステレオの変遷
8月
31日さよならアウトバック!
24日どこにも行かない夏
17日広告に腹が立つ
10日ジェニファー・ラウシュ『スロー・メディア』(世界思想社)
7月
27日傍若無人のとんでも国会
20日少年野球とMLB
6月
29日
ヴォルフガング・シベルブシュ『鉄道旅行の歴史』(法政大学出版局)
15日ナフサ不足とプラゴミ
5月
18日ノーム・ チョムスキー『破綻するアメリカ・壊れ逝く世界』(集英社)
11日今さらですがビートルズを
4月
27日キョウヨウが大事です
3月
30日 ボブ・マーリーについて
23日 世界が壊れはじめている
2月
16日 Bob Dylan "Shadow Kingdom" Patti Smith "Horses"
1月
26日 ケヤキと格闘中です
19日 久米宏とテレビの終わり
12日 黒川創・滝口夕美編『加藤典洋とは何者だったか?』SURE
1日 今年もよろしくです
2026年10月12日月曜日
ネットに預けた個人データが心配です
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・「Eストア」を名乗る所からメールが届き、不正アクセスによってお客様、つまり僕の情報が流出したという知らせがありました。聞いたことがない名前だったので調べたのですが、インターネットの通販サイトを支援をする企業のようでした。つまり、僕がどこに登録したのかはわからない情報が誰かによって盗み取られたというのです。流出したのは、名前の他にメールアドレスや住所、電話番号などですから、被害は迷惑メールや電話の増加程度で済むのかもしれません。しかし、その直後に知った「タイムズ」のデータ流出にはかなり心配になりました。 ・ 「タイムズ」はレンタカーや駐車場を営む会社ですが、僕は奄美大島と屋久島でクルマを借りました。その時に運転免許証のコピーを取られたかどうか、記憶がありません。「運転免許証には、住所、氏名、生年月日、顔写真など、他人が『なりすます』ために十分すぎる情報が、1枚の画像にすべて集約されています。」ですから、これを使えば、ネット銀行の口座開設やクレジットカードでの借金、あるいは各種ローンを組むことも可能だという指摘もありました。確かに、免許証は身分証明書として良く使われています。これだけで本人確認ができてしまうのであれば、どんな被害がもたらされるか。大いに心配になる出来事でした。ただし今のところ、「タイムズ」から情報流出の知らせは届いていません。 ・実際僕のところにはさまざまな迷惑メールが届きます。そのほとんどはGmailが迷惑として始末していますが、その数が最近増えているのも事実です。利用しているカード会社を名乗ったり、アマゾンやアップルや楽天、あるいは厚生労働省やe-Taxなんてのもあります。どれももっともらしいので、迷惑として処理していなければ、つい開けてしまうこともあるでしょう。気をつけなければと改めて思っています。今ではほとんど使わなくなってしまった家電話ですが、日に数回ベルが鳴ります。迷惑電話防止のために名前を名乗るように返答するボタンを押すと、ほとんどが切れてしまいます。 ・そんな物騒なことが続いている時に、パートナー宛でデジタル庁・厚生労働省から「公金受け取り口座に関する大切なお知らせ」と赤字で書かれた手紙が届きました。その内容は、「『公金受取口座登録法』の改正により年金口座の情報を厚生労働省からデジタル庁に提供し、公金受取口座として登録することが可能となりました。」というものでした。無視しようと思ったのですが,続けて読むと「登録に同意される場合には,お手続きは不要で」、同意しない場合には付属の「不同意申出書」を返送しろというのです。それをしなければ自動的に登録するというのですから、ずいぶん勝手なやり方だと思いました。もちろん、不同意のはがきを返送しました。 ・我が家では、僕もパートナーもマイナンバーカードを持っていません。国や自治体に個人情報を提供したくないと思っているからですが、それで何か不便に思うことは全くありません。国民健康保険証と同じものが確認書と名前が追加されて毎年届きます。マイナカードには運転免許証も追加できるようですが、そんなことをする必要性は全く感じていません。と言うより,大事な情報が一括して一枚のカードに盛り込まれれば,それを紛失したりしたら大変です。老人には心配の種が増えるだけなのです。それに、国に預けた情報が不正に流出しないという補償がどこにあるのでしょうか。 ・AIが本格化する時代になりました。これからはもっと巧妙に、人を騙す手口が増えることでしょう。歳とっていく者にはそんな流れについていくのは本当に大変です。と書いたら、実際には不正流出は他にもたくさんあることが報じられました。今のところ、流出したというメールは1件だけですが、個人情報の提供にはより注意を払わねばと戒めています。しかし、個人データを預かる企業や公共機関にAIの進化に対応したより徹底した管理をして欲しいと思います。難しいでしょうが念のため………。 |
2026年10月5日月曜日
収穫の秋とはならず
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・今年の夏の暑さはそれほどでもなかったが、梅雨からずっと今まで雨ばかりになった。それも降り方が尋常ではなく、あっという間に家もクルマも水没してしまうことが各地で続出した。サンルーフからの水漏れで買い替えた経験から、床までびしょ濡れになったクルマのひどさはわかったが、エンジンが止まってしまうことはなかった。クルマが水に弱いことを改めて認識した出来事だった。
・今年の雨は植物にとっても過酷だった。ひょろひょろと細く伸びたコスモスはほとんど倒れてしまったが、それでも花を咲かせはじめた。野菜の多くは梅雨の時点で枯れてしまって、収穫できたのはキュウリとナスが2本、シシトウと万願寺トウガラシが少しだけだった。例外的にたくさん採れたのはミニトマトだが、鹿に葉や茎を食べられたジャガイモは、それでも去年と同じくらいの収穫だった。サツマイモはまだ葉が元気なので収穫はもうちょっと後にしようと思っている。
・原村のたてしな自由農園で栗を買って皮と渋皮を剥いた。出かけた目的は新しいクルマでの遠乗りと挽きぐるみ蕎麦粉を買うことで、栗は考えてなかったのだが、見つけて二袋も買ってしまった。去年の栗もまだ残っていたから、さっそく栗ご飯にした。新車にして1ヶ月点検も済ませたが、その間出かけたのは、他には箱根から沼津に行って、右回りに富士山を一周しただけだった。何しろ雨で、出かける気にならなかったのである。
・その新しいクルマだが、アウトバックと比べると外の音や、道路のでこぼこをちょっと拾う。EVの時にはエンジン音はしないのだが,その分エンジン音が気になったりもする。燃費は18km前後だからアウトバックよりは6kmほど改善されている。しかし、エンジンが動く時の燃費は悪いし、特に登り坂では3~4kmにも落ちるのが気になっている。運転支援システムはかなり改善されていて、渋滞時には手放しでほとんど何もしなくても、前のクルマについていくようだ。しかし、渋滞に嵌まっていないからまだ未確認だ。高速道路での車線変更はウィンカーを出すだけでいいのだが、何度か変更しかけて戻ることがあった。どうしてなのか理由は分からない。
・雨のために自転車も思うように走れなかった。それでも8月は週2回で河口湖を8周したが、9月は2回だけで、庭仕事もできないから運動不足にならざるを得なかった。雨に濡れた薪は表面が黒くなって、乾くどころかいつまでもじめじめしている。アルプス積みをしている場所を畑にするために薪の移動を始めた。そんな庭に小鹿が現れた。ジャガイモの葉も枯れて食べるものはあまりないはずだが、何かをあさっていた。ジャガイモで味をしめた奴かもしれないので、手を叩いて脅かしてやった。
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12月 22日 国会議員の定数より歳費の削減を! 15日 鉄道旅に見る中国の変容 8日 紅葉が終わった 1日 工藤保則『野暮は承知の落語家論』青弓社 11月 24日 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 17日 仕事を辞めて8年も経った? 10日 ドジャース...
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・ 沢木耕太郎の作品は一昨年に 『天路の旅人』 を紹介した。戦中に満州からチベットのラサまで歩いた西川一三の話で、その取材の仕方や描こうとする対象へのいつもながらの真摯な姿勢に感心した。それから3年経って、今度は時代小説である。彼にとっては時代小説はもちろん、小説を書くこと自...
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・ 石破首相が自民党総裁の辞任を決めた。総裁選の前倒しが決まったり、それを受けて衆議院の解散に打って出れば、自民党が分断され、国政も混乱するといった菅や小泉の忠告を受け入れたからだと言われている。僕は総裁選の前倒しが賛成多数になるかどうかわからないし、多数になったら衆議院...

・今年の雨は植物にとっても過酷だった。ひょろひょろと細く伸びたコスモスはほとんど倒れてしまったが、それでも花を咲かせはじめた。野菜の多くは梅雨の時点で枯れてしまって、収穫できたのはキュウリとナスが2本、シシトウと万願寺トウガラシが少しだけだった。例外的にたくさん採れたのはミニトマトだが、鹿に葉や茎を食べられたジャガイモは、それでも去年と同じくらいの収穫だった。サツマイモはまだ葉が元気なので収穫はもうちょっと後にしようと思っている。
・原村のたてしな自由農園で栗を買って皮と渋皮を剥いた。出かけた目的は新しいクルマでの遠乗りと挽きぐるみ蕎麦粉を買うことで、栗は考えてなかったのだが、見つけて二袋も買ってしまった。去年の栗もまだ残っていたから、さっそく栗ご飯にした。新車にして1ヶ月点検も済ませたが、その間出かけたのは、他には箱根から沼津に行って、右回りに富士山を一周しただけだった。何しろ雨で、出かける気にならなかったのである。
・その新しいクルマだが、アウトバックと比べると外の音や、道路のでこぼこをちょっと拾う。EVの時にはエンジン音はしないのだが,その分エンジン音が気になったりもする。燃費は18km前後だからアウトバックよりは6kmほど改善されている。しかし、エンジンが動く時の燃費は悪いし、特に登り坂では3~4kmにも落ちるのが気になっている。運転支援システムはかなり改善されていて、渋滞時には手放しでほとんど何もしなくても、前のクルマについていくようだ。しかし、渋滞に嵌まっていないからまだ未確認だ。高速道路での車線変更はウィンカーを出すだけでいいのだが、何度か変更しかけて戻ることがあった。どうしてなのか理由は分からない。
・雨のために自転車も思うように走れなかった。それでも8月は週2回で河口湖を8周したが、9月は2回だけで、庭仕事もできないから運動不足にならざるを得なかった。雨に濡れた薪は表面が黒くなって、乾くどころかいつまでもじめじめしている。アルプス積みをしている場所を畑にするために薪の移動を始めた。そんな庭に小鹿が現れた。ジャガイモの葉も枯れて食べるものはあまりないはずだが、何かをあさっていた。ジャガイモで味をしめた奴かもしれないので、手を叩いて脅かしてやった。