2011年1月24日月曜日

ライブに行けなかったからCDを買った


Dave Mason"Alone Together / Headkeeper"
"It's Like You Never Left" "ライブ 情念"
Jackson Browne "Love Is Strange "
Bruce Springsteen "London Calling"

mason1.jpg・ライブにはもう長いこと行っていない。東京で夜、ライブに行けば、夜中に高速道路を運転して戻るか、東京に泊まらなければならない。その面倒さが気になって、これまでも、行こうかどうしようか迷って、結局は諦めてきた。

・デイブ・メイソンは"Traffic"のギタリストとして、昔よく聴いたミュージシャンの一人だった。その後ずっと忘れていたが、 2008年に20年ぶりのソロアルバム"26Letters〜12Notes"が気に入って、家でも車の中でも繰りかえし聴いた。暮れに彼のコンサートがあることを知って、今度は行こうと考えていたのだが、出席を求められた研究会の日程と重なって行けなくなってしまった。


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・今回の日本でのライブは大阪と東京であった。その様子が知りたくて検索すると、「2ちゃんねる」に「忘れえぬ人〜デイブメイソン」というスレッドが立っていて、大阪公演の様子が報告されていた。客の入りは悪かったが、ライブ自体はよかったようだ。書き込んだ人たちは、その内容からいって、50代とか60代なのだろうと思う。内容はもちろん文体も丁寧で、いたずらの書き込みもほとんどなかった。「FM76.1」ではピーター・バラカンも行ったと話していたようだ。


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・なんとも残念で、後悔することしきりだから、CD化された彼の古いアルバムを何枚か買うことにした。"ライブ 情念"は1976年にハリウッドでおこなわれたライブだし、その他も70年代の前半に作られたものばかりだ。すでに買ったものも含めて2008年に出た"26Letters〜 12Notes"以外はすべて70年代のものだ。3、40年も経っているのに古いとも懐かしいとも違う、心地よさを感じるのはどうしてなのだろうか。

 

 

browne1.jpg・ライブついでというわけではないが、その他にジャクソン・ブラウンの"Love is Strange"とブルース・スプリングスティーンの"London Calling"(DVD)も買った。ジャクソン・ブラウンは2005年と2008年にライブ盤の"Solo Accoustic"のVol.1とVol.2を出していて、"Love is Strange"を2006年に出しているから、続けてライブ盤ばかりを作ったことになる。彼のコンサートも去年あって、行こうかどうしようか迷って諦めた。客とのやりとりがあって、和気藹々としたライブの様子であることが伝わってくる。ほとんどしゃべらずに演奏をし、歌うメイソンとはずいぶん違う雰囲気だ。

springsteen1.jpg ・他方でスプリングスティーンのライブは、最初から最後まで力一杯で、ロンドンのハイドパークに集まった5万人を越える大群衆を興奮させつつ統率しきった見事なパフォーマンスを見せている。汗びっしょりになって歌いまくり、動きまくる姿には、ただただ恐れ入るしかない感じだ。わかりやすく、それ故に見え透いたパフォーマンスだが、きちんとメッセージも伝えようとするところが、彼が形ばかりのカリスマになりきらないゆえんだろう。もっていないがアイルランドのダブリンでのライブもDVDになっていて、こちらの評判もよいようだ。ほとんどの曲がピート・シーガーのものだったようで、そんな歌ばかりで、聴衆を熱狂させる彼の迫力は、やっぱりすごいものだと思う。


2011年1月17日月曜日

今年の卒論(2010年度)

 

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・今年の4年生は18名。ただし、卒論を書いたのは16名でした。近年にない就職難の年で、卒論に集中できなかった学生が多かったと思います。夏休み明けに途中までの成果を提出した学生はごくわずかでしたし、後期が始まって催促して提出させた論文も、どれもこれもひどいものでした。
・ネットからのコピー&ペーストは当たり前で、それも大半はウィキペディアですから、読む気にもならないものが多かったです。人の書いた文章をそのまま拝借する「パクリ」は、決してやってはいけないことなのです。これまで学生に、何度注意したかしれません。しかし、改めて、「エー、そうなんだ」などと驚かれますから、怒るよりはあきれてしまいました。今年の卒論集の題名は、そんな僕の気持ちを察した学生たちが決めたものです。
・とは言え、最終的にはよくできたもの、努力したものなどが数本ありました。尚、表紙は小川裕子さんが作成しました。

1.接客・ケアから見る感情労働 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥澤江 智由喜
2.笑うこと ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小川 裕子
3.友人関係について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 佐藤 竜太
4.流行現象と口コミュニケーション‥‥‥‥‥‥‥ 瀬川 姫華
5.若者と敬語 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥矢部 佳明
6.日本サッカー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 秋山 大寿
7.店員と客のコミュニケーション ‥‥‥‥‥‥‥‥三ツ木 智里
8.「名付け」について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 蓬田 拓也
9.健康・美容ブームの実態‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 勝家 亜紀子
10.女性はなぜ化粧をするのか ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 横塚 久美
11.食事とコミュニケーションの関係 ‥‥‥‥‥‥ 増田 啓
12.私は差別をしています ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 竹下 ゆかり
13.CM広告について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥若山 沙由里
14.イギリス社会 -オアシスの序章 -‥‥‥‥‥‥‥ 吉澤 将斗
15.食事制限 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 井上 未菜
16.サッカーと社会 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 吉田 尚史

2011年1月12日水曜日

正月の過ごし方

 

forest89-1.jpgg・お正月はここ数年、同じスケジュールで過ごしている。大晦日は、相模原にある義母の墓参りをして、実家に行き、僕の両親と年越しをして、元旦に河口湖に戻るのである。そして、二人の息子が訪ねてきて、親子水入らずで1日を過ごすのだが、今年は長男のパートーナーの他に、次男のフィアンセが加わった。6人というのは初めてで、手巻き寿司を食べながら飲んで、にぎやかに過ごした。
・我が家のおせちはほとんど手作りで、特に栗きんとんはサイクリングの途中で見つけた栗だけでつくったものである。渋皮を完全に取っていないから色も悪いし、少しだけ渋みもある。しかし、混じりっけなしの栗きんとんは、みんなに大好評だった。僕が作ったのはもうひとつ、伊達巻きで、これも甘さは極力控えたものにした。パートナーが作った生ハムを入れたなますと、ストーブでじっくり煮込んだ黒豆。おせちは何万円も出して買うものではなく、自分で作る過程を楽しむためのものなのである。

forest89-2.jpg ・4日から5日にかけては、院生たちがやってきた。上海育ちの留学生には、何と言っても富士山が珍しい。何しろ、日本にやってくる中国人が一番行きたいところなのである。薪割りをちょっと試し、陶芸体験をやり、湖まで散歩などをして楽しんだ。
・僕は留学生をたくさん受け持ってきてはいない。しかし、遊び生きた留学生には、今までの人たちとはあきらかに違う印象を持った。つまり、日本人の学生とあまり違わないということだが、これは都会の中産階級育ちであることが大きな理由なのだと思う。ファッションに敏感で、洋楽にも詳しいし、何より清潔感を心がけて、いつでもこざっぱりとしている。中国の急速な経済成長がこんな所に如実に感じられて、改めて、へーっと納得した。

・もっとも、中国のそんな変容が、都市部のエリート層に限られたものでしかないことも明らかだ。GDPで日本を抜いたと言っても、人口が十倍もあるのだから、国民一人あたりにしたら十分の一でしかないのである。中国の成長がますます加速するのは明らかだが、また、それにともなうさまざまな格差が顕在化して、大きな問題になることもまちがいないのではないか。二人の留学生も、国の外に出て、自分の国の姿を改めて見直すことが多くなったようだ。

・僕はこのホームページを15年出し続けてきた。ほぼ途切れなく、毎週一回更新をし、その一年分を、インターネットを使わない知人や友人のために、冊子にして送り続けている。毎週一回でも一年では52週になるから、一回を見開き2頁で印刷すると100頁を越えるものになる。冬休みに入ると、その冊子の編集をはじめ、印刷と製本をして完成させるまでにおよそ一週間ほどの時間を費やすことになる。今年は50部ほどを印刷して、2日から3日にかけて発送をした。年賀状よりはるかに手間暇のかかる作業だが、ホームページをやめないかぎりは続けようと思っている。

・来週、ある学会の研究会で話をすることになっている。テーマは「レジャー」だが、休みの間、暇を見つけてあれこれ考えて、商品化したものから何かを選択するのではなく、そうでないものを自分なりにどう見つけるかという発想の大事さと、さらに言えば、何か意味や意義を見つけてというのではなく、意味も意義もないことに充実した時間を使う必要について話そうと思うようになった。木を切って割って薪を作り、それを干して、ストーブで燃やして暖を取る。その過程の中に感じる充実感をどう説明するか。この数日は、そんなことに多くの時間を費やしてきた。
・で、今週からは受講者数の多い二つの講義の試験があって、数百枚の答案を必死になって採点する作業が待っている。

2011年1月1日土曜日

Happy New Year !!

 

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21世紀も、はや、10年が過ぎました
僕もとうとう還暦かと思っているうちに
もう、62になろうとしています
月日の経つのは早いものです

歳を重ね、時代が変わっても
太陽は決まった時間に決まったところから顔を出す
あたりまえのことですが
人生は瞬きに過ぎない
と感じさせる瞬間です

とは言え、日常に戻れば
一年にも、一月にも、そして一日にも
長さを感じることがしばしばです。
与えられたことをするのではなく
自分でやりたいことをやる
そういう生き方の難しさを痛感する、この頃です

無為に生きることを夢見て
ノルマとしての有為な成果を出す
今年一年が、無事に過ごせますように

2010年12月30日木曜日

目次 2010年

12月

30日:目次

27日:森についての本

20日:Merry X'mas!!

13日:My best of best

6日:続・最近買ったCD

11月

29日:秋の山歩き

22日:晩秋の憂鬱

15日:ウィリアム・ソウルゼンバーグ『捕食者なき世界』

8日:ミラクル! SFジャイアンツ!!

1日:ユーラシア大陸をバイクで横断

10月

25日:最近買ったCD

18日:秋が遅い

11日:イザベル・アジェンデ『精霊たちの家』

4日:そうかな?って思うことばかり

9月

27日:iphoneに竹製のケースはいかがですか?

20日:アナログ、デジタル、有線、無線

13日:P.F.スローンって知っていますか?

6日:旅の終わりに

8月

30日:スタッズ・ターケル『自伝

27日:ポートランド、Mt.フッド

20日:久しぶりのサンフランシスコ

13日:モントリオール便り

6日:森の生き物たち

7月

26日:鶴見俊輔『思い出袋

19日:喫煙は病気ですか?

12日:初夏の山歩き

5日:花粉症とケルト神話

6月

28日:動物園という名の地獄

21日:トンネルはできたけれど

14日:ジャズ喫茶と米軍基地

7日:拝啓、国民の皆様

5月

31日:宝永山と小富士

24日:高速料金の迷走

17日:地デジという無駄

10日:新しいチェーンソー

3日:アフリカの音楽が伝えること

4月

26日:仲村祥一さんを偲ぶ会

19日:ジャガイモとアイルランド

12日:メディアの信頼度

5日:トニー・ガトリフの映画

3月

29日:K's工房個展案内

22日:新刊案内『コミュニケーション・スタディーズ』

15日:グラミーを見て買ったCD

8日:木村洋二さんを偲ぶ

1日:ロマとユダヤ

2月

22日:パイプの煙

15日:悪者を探せ

8日:次の冬に備えて

1日:DVDとYouTube

1月

25日:今年の卒論

18日:『ウッドストックがやってくる』

11日:グローバル化と閉じた社会

4日:謹賀新年

2010年12月27日月曜日

森についての本

 

只木良也『新版森と人間の文化史』NHKBooks
石城謙吉『森林と人間』岩波新書
佐々木幹郎『田舎の日曜日』みすず書房

・森らしき場所に住んで10年以上になる。別荘地で隣地に家が建っていないから、松林が残っていたのだが、最近、格安の値段で買った人が、一区画の木をばっさりと切ってしまった。空き地の向こうに御坂山塊の山並みが見えるようになって、妙に明るく、見通しのよい景色になった。そんな変貌にかなり戸惑っている自分がいる。
・とは言え、その松林を気に入っていたわけではない。ひょろひょろと伸びた幹の見栄えはけっしてよくなかったし、強風に大きく揺れると、今にも倒れそうで怖い気もしていた。伐採して広葉樹にした方がもっときれいな森になるのに。そんなふうに感じても、他人の土地だからどうしようもないと思ってきたのである。
・今年も付近の山をせっせと歩いた。手入れの行き届いたみずならやブナの森もあったが、立ち枯れの幹が林立していたり、伐採して放置されたままの木がごろごろとして、山の森は元気でないという印章の方が強かった。で、森や木の本をちょっと読んでみようかという気になった。

woods1.jpg ・日本人にとって一番なじみのある木は松だろう。白砂青松というように海岸線にはお馴染みだし、山にも赤松や唐松が密生した森は少なくない。けれども、『新版森と人間の文化史』によれば、そんな風景は、飛鳥時代以降に見られるようになったようだ。つまり、雨が多く暖かい日本の気象条件では常緑の広葉樹、ちょっと寒いところでは落葉広葉樹が茂っていたのだが、それを乱伐し、土地を痩せさせたために、松が勢力を伸ばしてきたというのである。痩せた土地に適応力のある松は防風林や防砂林として植樹され、それがなじみの風景になったというのが実態らしい。
・森は古くから、人間の手によって守られ、変貌し、また枯れ果ててきた。この本を読むと、そんな歴史と日本人の森や木に対する関わり方の変容がよくわかる。里山は薪を取り、枯れ葉や枯れ草を集める場として維持されてきた森だ。それは一種の収奪で、森は痩せるが、それ故にこそ生き延びる木々もある。放置された森は富栄養化するが、だからといって自然にまかせて、豊かな森になるわけではない。

woods2.jpg ・森は保護するだけの場所ではなく、生産の場であり、そこで楽しむ場でもある。しかし、そのバランスをうまく保つためには、長期的なビジョンに基づいた地道な努力が必要になる。『森林と人間』は北海道の苫小牧にある北大演習林の再生の物語だ。大学所有の演習林は研究のための場だから、収益をあげることや人びとが森で遊び、動植物に触れる場である必要はない。だから、木が商品として大事にされることはないし、周囲の人からも近寄りがたい場所と思われる存在でしかない。
・苫小牧にある北大演習林を市民が憩う場にし、成長した木を順繰りに伐採して売り、植生を工夫し、森を豊かにする。池や湿原をつくると鳥や魚、そして昆虫などが増え、子どもたちのにぎやかな声が響くようになった。そして、本来の目的である研究活動も活性化したという。しかも、そういった改良のほとんどは、職員や教員、そして学生たちのボランティアでおこなわれたのである。北海道に行ったのは、もう20年も前のことで、苫小牧は素通りだったが、今度言ったら是非、出かけてみたいと思った。

woods3.jpg ・森の太い木を見ると、高所恐怖症気味の僕でも登って見たい気になる。だから庭にツリー・ハウスを作れたらいいな、という思いをずっと持ちつづけている。『田舎の日曜日』は浅間山近くでのツリー・ハウス作成の話である。著者の佐々木幹郎は詩人だから、その描写の巧みさに引きこまれて想像力をかき立てられてしまった。よし、僕も、と言いたいところだが、彼の山小屋には別荘として時折行くだけにもかかわらず、土地の人たちが大人も子どももよく集まってくるし、東京から出かけてくる人たちも多いようだ。だから、ツリー・ハウスは、大勢の人たちによって作られている。
・田舎の人はよそ者には冷たいくせに、有名人となると、手のひらを返したように優しくなるし、親しくもなりたがる。そんな苦言をはきたくなるが、それはもちろん、積極的に関わろうとしない、僕自身のせいでもある。ツリー・ハウスは大勢で作って、大勢で楽しんでこそ意味がある。そんなことも感じさせられた。

2010年12月20日月曜日

Merry X'mas!!

 

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2010年の締めくくりです 今年は夏に、カナダとアメリカに出かけました アメリカは5年ぶり、カナダは19年ぶりの訪問でした 久しぶりに会う古い友人も、それなりに歳をとっている 我が身と比べて納得することが多かったです

研究室に集まる若手と一緒に
『コミュニケーション・スタディーズ』〈世界思想社〉をつくりました
担当している「コミュニケーション論」のテキストです
自主的に学ぼうとしない学生に
少しでも勉強する意欲を持たせたい
そんな気持ちでつくりました

昨年から、付近の山歩きをはじめ
今年も、春と秋にせっせと歩きました
富士山〈宝永山、小富士)
西沢渓谷、大菩薩峠、横尾山、日向山
十二ヶ岳
大平山、黒岳、鶯宿峠、釈迦ヶ岳
そして最後は三つ峠でした

親しかった木村洋二さん
仲村祥一さんが昨年、相次いで亡くなって
それぞれ、偲ぶ会が開かれました

もう少し一般的なことにもふれる必要があるのかもしれません
たとえば、「拝啓、国民の皆様」
「メディアの信頼度」
「高速料金の迷走」
「そうかな?って思うことばかり」
と、いくつか書きました
けれども
政治も経済も社会も、そして文化とメディアについても
うんざりすることばかりで
ふり返る気にもならない感じです

とは言え
今年も無事過ごすことができたことに感謝して


Merry X'mas and Happy New Year!!


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